ターゲットと、ニーズの確認
2021/12/21
ターゲットと、ニーズの確認
(1)新しいサービスはシンプルなものでなければなりません。
スタートアップには資本は豊富ではありません。シンプルなサービスしか作れません。
新しいサービスが、全ての点において、既存のサービスを上回ることはありえません。
(2)顧客を限定した上で、その顧客目線で、自社のサービスが競合サービスと比べて圧倒的に優位(有益)であることが必要です。
(3)顧客を限定したうえで、これをターゲットとしたキャッチフレーズを考える必要があります。
もし、このキャッチフレーズが見つからない場合には、新しいサービスは理解されず、市場に出ることはないかもしれません。
フレームワーク
これらを整理する上で有益なフレームワークがあります。
以下の項目に従って、検討してみてはどうでしょうか。
(1)解決策
私が提供する解決策は〇〇です。
(2)ターゲットの確認と、ニーズの強さ
顧客は〇〇です。
顧客の問題は〇〇です。
現在、顧客は〇〇によって、この問題を解決しています。(競合)
顧客の問題の深刻さは、10段階評価で〇〇です。
顧客はこの問題の解決に、〇〇円を支払います。
(3)差別化要素(私見)
競合のサービスとしては〇〇があります。
私のサービスとは 〇〇 の点が異なります。
お客が私のサービスを選ぶ理由は、〇〇です。私のサービスを選ぶお客は〇〇です。
(4)キャッチフレーズ(私見)
私のサービスの一言で説明すれば、〇〇です。
参考
ダイアナ・キャンダー 著 牧野洋 訳 「スタートアップ」98頁以下
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