削除請求 ドメインとサーバー
2022/11/10
削除請求
(1)インターネットの記事等の削除請求をする場合には、サイト運営者もしくは、サーバー管理者に対し削除請求をするのが通常です。
(2)確かに、記事を書いた人が特定できる場合には、その人に対し「削除せよ。」と請求することが考えられます。しかし、その人が「自分は書いていない。」と否認する、もしくは、そのことで余計感情的になる等の反応がありえます。
(3)単に、期日の削除を目的にする場合には、サイト運営者もしくは、サーバー管理者に対し削除請求をするのが通常です。
ドメインと、サーバー
(1)「サーバー管理者」の概念を理解するには、「ドメイン」と「サーバー」を理解する必要があります。
(2)ドメインは、例えば、「www.yuhigaoka-law.com 」というサイトの「yuhigaoka-law.com」の部分です。
(3)サイトを作るには、ドメインだけでなく、サイトのデータを保管する設備、サーバーが必要です。
ドメイン(ドメイン登録業者)
(1)ドメインは、「www.yuhigaoka-law.com 」というサイトの「yuhigaoka-law.com」の部分です。
(2)ドメインは、「お名前ドットコム」等の業者を通じて取得することになっています。
(3)「whois」等で調べると、ドメイン登録業者として業者名が出てきます。ドメイン登録業者は、削除請求の相手方ではありません。
ドメイン登録者(所有者)
(1)ドメイン登録者(所有者)は、「お名前ドットコム」等の業者を通じてドメインを取得した人です。
(2)通常は、サイト運営者と同じです。
(3)「whois」等で調べると、ドメイン登録者(所有者)として業者名が出てきます。
(4)まともなサイトでは、サイトに「サイト運営者」が記載されています。したがって、サイト管理者はサイトの運営者欄の記載で確認します。
(5)サイト運営者に対し、削除請求をすることが考えられます。
サーバー管理者
(1)サーバーは、サイトのデータを保管する設備です。
(2)「サーバー 調べ方」でネット検索すれば調べ方がでてきます。
(3)「whois」等で調べても、直接、サーバー業者名が出てくるわけではありません。「サーバー 調べ方」でネット検索すれば、「サーバー業者名も検索されるサイト」が詳細されています。このようなサイトにて、検索しなければならないことを覚えておきましょう。
(4)削除請求を受け取ったサーバー管理者は、サイト運営者に対し意見を聞いてから、対応方針を決めます。
(5)サイト運営者が削除に前向きな業者であれば、サーバー管理者に削除請求せずに、サイト管理者に削除請求した方が早いといえます。