ミドル層の役割の変化
2022/05/20
組織がフラットになった(デジタル技術)
(1)デジタル技術によって、経営層が戦略や最新場を直接、社員に伝えることができるようになった。そのため、情報の意思伝達プロセスが不要となって、「経営者→ミドル層→一般社員」という、簡素な組織構造へと変化が進みました。
(2)マネジャーの業務から、上からの意思を下に伝えるという意思伝達の業務が無くなりました。
(3)これにともなって、プレイングマネジャーとして「現場業務のウェイト」が増えるでしょう。
部下を管理するのではなく、部下の成長を支援するマネージメント
(1)かつての官僚制組織では、ルールが設定され、そのルールどおり組織が動いていました。マネジャーは部下がルールを守っているかを管理すれば足りました。
(2)しかし、現在では、部下が自主的に仕事をすること環境を作ることが必要になり、部下の成功を支援することがマネージメントスキルとして要求されています。
プロジェクト 業務の増大
(1)これからは、ルーティンワークではなく、プロジェクト業務の重要性が増していきます。
(2)ミドルには、プロジェクトの管理スキルも必要になります。
参考
ハーバードビジネスレビュー2022年5月号22頁
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ビジョンは「こだわり」という言葉で説明できます。