従業員エンゲージメントの向上策
2022/08/16
従業員エンゲージメント
(1)社員エンゲージメントとは、社員が仕事を楽しみ、意欲的に仕事ができる環境・関係です。
(2)生産性の向上、離職の防止に役立つといわれています。
従業員を支援すること
(1)社員の個人的な展望・希望と、現在の仕事を結びつけるように、管理職が気を配ることも有益です。
(2)社員のスキルアップを支援して、教育体制を整えることも有益です。
(3)例えば、退職者の支援体制(アルムナイ)を作って、退職後も支援をする体制を作ることも有益です。
従業員に仕事の意味を伝えること
(1)1on1ミーティングを利用して、社員が行っている仕事に意義を与えるのも有効です。
(2)例えば、会社の社会的意義をより深めるにはどうしたらよいか、社員と一緒に考えてみるのもよいでしょう。
近所のごみ拾い、ボランティア活動の支援、売り上げの一部の寄付等も検討してもよいかもしれません。
従業員に選択権を与えること
(1) 同じ作業をさせるにしても、別の作業とその作業を選べるようにしておき、選択権を与えた方が、社員のモチベーションが上げる効果があります。
社員に権限があると感じてもらえることができるからだそうです。
(2)従業員に選択権を与えることが大切です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2022年8月号90頁
メンバーの個性に応じてた支援を行うこと
(1)管理職には、従業員の個人的な悩みに相談に乗ったり、育児等への配慮が必要です。
(2)組織としては、規則の徹底を管理職に命じるのではなく、メンバーがその能力を発揮できるように、個別対応を許容する権限を付与する必要があります。
(3)逆に言えば、個別対応によるマネージメントの失敗例をノウハウとして共有する仕組みも必要になってきます。
(4)チームとしての成績を重視する。チームにおいては、各人の協力が必要になり、各人特有の能力を活かすことが可能になります。
多様な働き方
従業員の家族の事情に合わせて、リモートワークを含めた働き方を認めることが有益です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2022年9月号4頁
信頼関係の構築
社員の個別の判断が尊重されることが必要です(心理的安全性・エンパワーメント)。
参考
ハーバードビジネスレビュー2022年9月号4頁以下
ハーバードビジネスレビュー2022年9月号7頁以下
ハーバードビジネスレビュー2022年8月号27頁以下
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