機能別組織
2021/10/10
機能別組織(職能別組織)
機能別組織とは、営業、製造、法務等の、職能(役割)ごとに、組織を分ける組織形態です。
これに対して、事業別組織とは、商品や、サービスごとに、組織を分ける組織形態です。
様々なグループを持つ企業において、各社を統合して機能別組織に再編する動きもあります。
機能別組織のデメリット
機能別組織では、部門の専門性が高まります。
運送サービスと製造サービスなど、異なった分野のビジネスを一緒に見るために視野が広がる等のメリットがあります。
機能別組織のデメリット
機能別組織では、各事業の採算性等が不明瞭となります。
機能別組織を運営する場合には、製品、サービスごとに、「将来の市場規模、現時点の売上、原価、利益」等について個別のレポートを作成し、これを各組織で共有する必要があります。
選択と集中
企業経営においては、選択と集中が必要です。機能別組織の一番の強みは、 製品・事業ごとに、将来性・採算性を検討することができ、例えば、被採算部門の整理等も含めて実際にリソースの調整が可能になる点です。
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