ご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

TEL 06-6773-9114

FAX 06-6773-9115

受付時間 : 平日10:00 ~18:00 土日祝除く

夕陽ヶ丘法律事務所ブログ

退職勧奨のときに、命じてよいこと、ダメなこと(適切な時間)

2022/02/14

退職勧奨

(1)退職勧奨は、会社と社員の合意に基づく雇用契約の終了です。

(2)会社が申し出て、社員が承諾して成立します。

(3)退職勧奨では、会社が退職の条件を伝えて、社員と話し合って、社員が同意して退職となります。

退職勧奨を話し合うことを命じてよいのか。

(1)「(退職勧奨の話をするために)会議室に来てください。」と業務命令を出してもよいですか。

(2)少なくとも、会社の説明を聞くこと(話し合いをすること)を命じてもかまいません。しかし、従業員が話し合いに応じないことを理由に処分をすることはできません。

(3)業務上必要な事項については、会社は社員にこれを命じることができます。したがって、会社の説明を聞くこと(話し合いをすること)を命じてもかまいません。しかし、退職勧奨に応じるかどうかは社員の自由であるので、社員がこれを拒否したとしても、会社がその拒否を理由に処分をすることはできません。。

退職の話し合い中に、「社員が帰りたい。」と言ったらどうするべきか。

(1)(業務上必要な事項については、会社は社員にこれを命じることができます。

(2)例えば、話し合いが始まって開始5分しかたっていないのに、「社員が帰りたい。」と言い出した場合には、「退職勧奨に応じるかどうかは、あなたの自由です。しかし、会社の説明は10分で終わりますので、あと、10分話を聞いてください。」と外出を禁じてもよいでしょう。

(3)これに対して、30分程度過ぎた時点で、「社員が帰りたい。」と言い出した場合には、社員を帰らせるべきでしょう。

 退職勧奨に応じるかどうかは、社員の自由です。退席の自由を認めなければ、「退席が認められなくて、いやいや退職届に署名しました。」と言われかねないらかです。

退職勧奨に適切な時間

(1)退職勧奨に応じるかどうかは、社員の自由です。長時間の話し合いを続けると、「退席が認められなくて、いやいや退職届に署名しました。」と言われかねません。

(2)1時間程度目安にするのがよいでしょう。1時間を超えれば、5分程度、休憩する等の休憩時間を入れてもよいでしょう。

(3)2時間を超えるようなケースでは、次回に話し合いを持ち越すのが有益です。

参考

 ビジネスガイド2022年3月号102頁以下

Contact.お問い合わせ

    ※個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。