社員研修としての道徳研修
2022/04/04
バイトテロ
(1)社員が、勤務先の商品等を使って悪ふざけを行う様子をSNSでアップして炎上する等の事態が起きています。
(2)同業者で起きた実際の事例をもとに、これらを行った場合にどれだけのペラルティーが課されるのか、等について道徳研修をすることが有効です。
企業の不祥事の防止
(1)企業の不祥事の原因として、社風が問題されることもあります。同業者で起きた事例について、社員の考えを整理し、会社のビジョン(方針)を伝える研修をすることも有効です。
道徳研修
(1)「喫茶店の前で交通事故が起き、びっくりしている被害者に、無料でコーヒーを差し出す」ことが許されるか。「子供がアイスクリームを落としたら、無料でもう一つサービスする。」ことが許されるか。会社のビジョン(方針)を明確にする研修も有効です。
(2)社員にビジョン(方針)を浸透させることができれば、個々の社員が自発的に判断できることが増えます。
道徳研修の重要性
(1)人は社会に出た時点で、完成された人格を有するわけではありません。
(2)社会に出た後、従業員の多くは、仕事を通じて人格を形成しています。したがって、ビジョン等にこだわらず、道徳・倫理についての研修も必要です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2022年4月88頁以下。
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