1on1ミーティング(チームの絆を強くする方法)
2023/03/10
1on1ミーティング
(1)週に1回、上司が部下と直接話す時間を30分程度とります。
(2)1on1ミーティングでは、上司は9割、部下の話を聞くことに徹します。
チームの絆を強くすこと
(1)以下も、1on1ミーティングの目的です。
メンバーとの間でプライベートな悩みも話し合える関係を作ることです。
メンバー間のトラブルを解決することです。
(2)「この人に任せておけば大丈夫」という信頼(認知的信頼)と、「この人は私を裏切らない。私が困ったら助けてくれる。」という信頼(感情的信頼)を構築する必要があります。
参考
ハーバードビジネスレビュー2023年3月号42頁
上司が弱みを見せる勇気をもつ
上司が雑談でプライベートの悩みを部下に話してもかまいません。むしろ話すべきであり、メンバーが個人的な悩みを打ち明けやすい雰囲気を作る必要があります。
参考
ピョートル・フェリークス・グジバ 「世界最高のチーム グーグル流『最少の人数』で『最大の成果』を生み出す方法 」60頁以下
部下の悩み
部下のプライベートな悩みがあれば、カウンセリングの要領で話を聞きましょう。
部下の愚痴
部下から愚痴を聞けば、肯定的な表現に直して、チームとしての有益な提案にできないか検討してみましょう。
「残業したくない。」
→ 「残業が減らせるにみんなで工夫を考えみましょう。来月の課題にしましょう。」
「みんなが私の話を聞いてくれない。」
→「Aさんの意見がとおるようにどんな工夫ができるか考えみましょう。」
もしくは、「私に言ってくれたら、私の意見としてみんなに声をかけてみます。」
参考
ピョートル・フェリークス・グジバ 「世界最高のチーム グーグル流『最少の人数』で『最大の成果』を生み出す方法 」49頁以下
メンバー間のトラブル
(1) メンバー間でトラブルがあれば、積極的に解決していきましょう。
(2) AさんからBさんに直してほしいことを聞き、BさんからAさんに直してほしいことを聞きます。そして、両名を一緒に読んで、Aさんの要望を直接Aさんにいってもらい、Bさんの要望をBさんに話してもらいます。
(3) お互いの言い分をお互いが認識すれば、お互いの衝突が緩和されます。その後は、お互いにどうすればよいと思うと話し合うことができます。
参考
ピョートル・フェリークス・グジバ 「世界最高のチーム グーグル流『最少の人数』で『最大の成果』を生み出す方法 」67頁以下
« 前の記事
1on1ミーティングの本質