デジタルマインド
2022/09/15
デジタルマインド
(1)DXの成否は、現場の社員一人一人がデジタルの活用をやってみようと考えるデジタルマインドが必要です。
(2)人があることをやらないとすれば、その原因は①やる気がない。②やる能力がないどちからです。
(3)そこで、社員のモチベーションを上げていくこと、必要な教育をすることが必要です。
経営者からのメッセージ
(1)経営者が、DXを本気に取り組むという姿勢を示す必要があります。
(2)全社員がDXに取り込もうと挑戦する組織文化を作り直すこが必要です(組織開発)。
危機感の共有
(1)企業の課題、このまま何も挑戦しなければ当社はどうなってしまうのか、危機感の共有が必要です。
(2)危機感の共有は、挑戦の第一歩です。
教育
(1)全社員が、DXについて勉強できる環境が必要です。
(2)ビジネスの全体像を把握する能力が必要であり、マーケティング、財務、デジタルサイエンス、目標管理を勉強できる環境が必要です。(全社員ではなく、ミドル社員を中心に勉強させてもよいかもしれません。)
(3)自社の強み(ビジョン)を理解せずに、変化を語れません。自社の強み(ビジョン)の理解が大切になります。
(4)他社のITの活用例、自社の成功例を勉強できる環境が必要です。
(5)全社員がAIの知識、ITの知識を持っている必要はありません。何が問題のか、課題に気が付く力が必要です。
他部門の交流
(1)ビジネス(企業)全体像を把握することが必要です。
(2)他部門のメンバーと交流する環境が必要です。
プロジェクトチーム
(1)DXのプロジェクトチームを作って、小さな成功例を作ります。
(2)プロジェクトチームは、さまざな分野のメンバーで構成します。
(3)会社全体でプロジェクトチームを支援します。
(4)成功例を共有しましょう。成功体験を共有することで、全社員のモチベーションを上げていきます。
アジャイル手法
(1)企業のデジタル化は挑戦であり、アジャイル手法を活用して試行錯誤を行います。
(2)綿密な計画を立てるのではなく、小さく運用を始めて上手く行けば少しずつ拡大させていきます。
(3)メリットデメリットを評価する十分なデータが集まらなくても、やってみる。その代わりに、進行中の状況については、モニタリングして、計画の中止、変更をスピーディーに行います。
挑戦とチームワークのための人事評価
(1)シンプルな評価制度が必要です。
(2)企業としてのビジョンを理解して、これに基づく行動・判断をしているかを評価する制度が必要です。
(3)失敗を不利益に考慮しない。よい「挑戦」を正当に評価する評価制度が必要です。
(4)個人としての活躍よりも、チームとしての活躍(チームへの貢献)を重要視する評価制度が必要です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2022年10月号40頁
ハーバードビジネスレビュー2023年1月号16頁
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