ご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

TEL 06-6773-9114

FAX 06-6773-9115

受付時間 : 平日10:00 ~18:00 土日祝除く

夕陽ヶ丘法律事務所ブログ

不正防止と従業員エンゲージメント

2022/09/17

従来型の不正防止策

 従来の不正防止策は以下の手順で行わていました。

(1)従来型の不正防止策では、細かいルールを決める。

(2)従業員に対し、ルールを守るように研修をする。

(3)従業員がそのルールを守っているかを監視する。

従来型の不正防止案の問題

(1)監視を強めても、厳罰を課しても、不正防止に歯止めがかからない場合があります。

(2)そもそも、監視を強化するという方法には、不正を助長する側面があります。なぜなら、𠮟責や罰を受けると思えばこれを隠そうとする心理が働きます。監視されていることが不信感となって、逆にルール破りを助長するからです。

社風に注意を向ける

 問題が多い社風に注意を向けて、これを改善する方法も有益です。

問題となる社風

(1)高い成績を出すことが目標となっている職場では、マイナスの報告をしなかったり、目立たない形で報告したりする心理が働きます。

(2)上司がチェックしてやり直すという意識があると、責任をもって仕事するという熱意を奪ってしまいます。

(3)失敗をしたときに、従業員の言い分を聞かずに不合理に叱責を受けると、会社のルールを守ろうとする気持ちを奪います。

(3)給与・昇進その他会社の評価が不当・不公平だと感じると、会社のルールを守ろうとする気持ちを奪います。

改善策

 厳しいノルマを止めて、チームで協力することを奨励したり、従業員エンゲージメントを高めたりすることが不正防止に役立ちます。

参考

 ハーバードビジネスレビュー2022年10月号116頁

Contact.お問い合わせ

    ※個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。