目標管理(MBO)(1)
2022/09/26
目標管理(MBO)
(1)目標管理(MBO)は、自分で目標を設定して、自分でその成果を評価するという目標管理手法です。
(2)「自分で目標を設定してこれを自分で評価することで、働く意欲が高まる」というドラッガーの「自己管理によるマネジメント」の考え方を前提にしています。
(3)マクガレーのX理論・Y理論の影響を受けた考え方です。
目標管理(MBO)の失敗例
(1)目標を上司が一方的に決めけてしまう。ただのノルマになってしまう。
(2)目標と会社のビジョン(会社の課題)が連動していない。
(3)目標の未達成を人事評価でマイナス評価すると、挑戦的な目標設定を挑まなくなります。
目標管理(MBO)の訂正
(1)企業の理念、方針が社員に共有された状態で、 目標管理(MBO) を運用する。
(2)上司が1on1ミーティングを使って、目標管理(MBO)の運用をサポートする。
(3)目標の未達成をマイナス評価しない。
(4)目標には指標設を設定する。現在の進捗が順調かどうか、事業の成長性(プロジェクトの効果)が予想どうりであるのかを継続的に測定する。
参考
坪谷 邦生「図解 人材マネジメント 入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ」 44頁
« 前の記事
非上場株式の相続と、不公正な株主総会次の記事 »
目標管理(MBO)(2)