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組織開発

ABテスト

2024/01/10 更新

ABテスト

 ABテストとは、ある要素について、Aパターン、Bパターンの2種類を用意して、効果測定して、よりよい結果を出せるように改善していく手法です。

モデル化

 例えば、チラシで広告を出すという施策を、チラシの内容、チラシを巻く地域、割引の内容等で分解します。

実施方法

 例えば、土曜日(Aパターン)と日曜日(Bバターン)に、同じチラシを送って、その効果を測定します。

注意点1(一つの要素以外に変えないこと)

(1)一度に複数の要素を変えると効果測定ができません。要素のうち一つを変えて、もう一つをそのままにして、その効果を検討する必要があります。

(2)実際には、ある要素は、複数の要素に分けれる場合があります。例えば、メルマガの文面という要素は、(ア)文字の長さ、(イ)文書の書き方、(ウ)文書の内容と別れます。

(3)したがって、メルマガの(イ)文書の書き方をABテストで効果測定するのであれば、(ア)文字の長さ、(ウ)文書の内容を同じしなければなりません。

(4)例えば、土曜日(Aパターン)と日曜日(Bバターン)に、同じチラシを送るとしても、二日続けて、日曜日チラシを送ってしまうと、2度同じチラシを送るという別の要素を入れてしまうことになります。この場合には、2度目の検証を1か月後に行う等の工夫が必要です。

注意点2

(1)検証対象はランダムに選ばなければなりません。

(2)例えばAパターンを見たサンプルは女性が多く、Bパターンを見たサンプルは男性が多いと、要素ではない事情により検証対象の影響を受ける可能性があります。

(3)そこで、サンプルの偏りがないように用意しなければなりません。

(4)例えば、「サンプルを1から100番に並べて、10番ずつの数字を取る。」「サンプルを1から100番に並べて、乱数(ランダムな数字)を発生させる機械で決まった数字の人から検証する。」等の工夫が必要です。

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