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中小企業のIT化・DX

【クラウドとNAS】クラウドストレージ

2023/08/11 更新

クラウドストレージ

(1) 社内のデータを管理する方法(社員が使う個々のパソコンのデータを共有する方法)としてクラウドストレージが考えられます
(2) 社外から、社内のデータにアクセルする方法として、クラウドストレージが考えられます。

クラウドストレージの概要と仕組み

(1) グーグルのマイドライブ、マイクロソフトのワンドライブ、ドロップボックス等がこれにあたります。
(2) 社外のIT会社にデータを預けます。
(3) 社内でパソコンを使うときも、社外でパソコンを使うときも、社外のIT会社にアクセスしてデータを使います。つまり、社内でも、社外でも同じようにデータを使えます。

クラウドストレージのメリット

(1) 外部のIT企業の設備にデータを保存しますので、月千円単位で使えます(安価です)。
(2)バックアップはIT企業でやってくれますので、バックアップを考える必要はありません。もっとも、マイクロソフトのシステムに不具合が起きると1日、アクセスできない等の事故が起きることはあります。
(3)データのバージョン情報が保存されます。例えば、ワードを上書き保存してしまっても、何か月前のデータを見ることもできます。
(4)クラウドストレージを使うと、エクセルや、ワードの文書の中身の検索まで可能になります。例えば、「山田一郎」と文書検索をしても、ファイル名が「山田一郎」でなければヒットしません。しかし、クラウドストレージでは、文書の中身に、「山田一郎」と記載されていれば、これの検索が可能です。


セキュリティー(不正アクセス)

(1)「社外で情報を保管する=他社に情報を預ける」という意味で、お客様が不安に感じる可能性があります。
(2)もっとも、実際には、NAS等を使って社内でデータを管理し、かつ、専門業者(中小企業)に毎月数万円単位で保守をお願いするよりも、月1000円単位で、巨大IT会社に情報を預けた方が安全です。

社内の人間が情報を持ち出すリスクがあります

(1)理論上は、IPアドレスによる制限ができます。例えば、事務所(にある無線ラン)からアクセスできない。山田課長の自宅(にある無線ラン)からのアクセスを個別に認める等の管理は可能です。しかし、社員のリモートワークを認めるのであれば、個々の設定が大変であり、現実的ではありません。
(2)クラウドストレージの場合、社内でも、社外でも同じようにデータを使えます。つまり、自宅での印刷を禁止したり、USBでの情報の取り出しを禁止したりすることはできません。
(3)なお、これらの行為のログ(記録)をとることはできます。社内ルールで禁止して、ログを管理するのが現実的です。

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