【適宜の相談】報連相(ほうれんそう)
2024/11/22 更新
報告、連絡、相談
(1)学生の時代は、自分の力量を超えた宿題が出ることはありませんでした。また、宿題は自分一人でするべきものでした。
(2)しかし、仕事では、新人もベテランと同じ仕事のクオリティーが求められます。しかし、新人だけでは、判断できないことが出てきます。したがって、適切なタイミングで上司に報告と、相談をすることが必要です。
(3)報連相(ほうれんそう)は、大きく分けると以下に分けれます。
上司との相談 → 指示に基づいて仕事 → 疑問点を相談
上司との相談 → 指示に基づいて仕事 → 完了を報告して次の仕事(指示)をもらう
上司との相談 → 指示に基づいて仕事 → 予想外のことが出てきて相談
相談のタイミング
(1)上司の報告のタイミングでは、問題点を的確に説明する必要があります。
問題点を簡潔にまとめる能力が必要です。
(2)自分だけでは判断すべきではないこと(相談すべきこと)を把握すべきです。
職業、組織、上司の性格、自分の力量によって、そのタイミングは異なります。
(3)上司との報連相(ほうれんそう)を通じて、どんなときに相談すべきか、自分なりのリストを作ることを勧めます。
自分の考えを述べよう
(1)問題点を指摘するだけでなく、自分としてどういう方針で解決しようとするかを説明しましょう。
(2)上司と方針が違えば、なぜ、違うのかを考えましょう。
(3)自分の考えを述べて、「考える。」クセがなければ、「指示待ち」の人間になってしまいます。
指示待ち人間、仕事を任せられない人
(1)上司からの目線で考えみましょう。
どのように対応するのか、自分で発言できない部下は、指示待ちです。(自分で考える。)
期限を守れそうにないことについて、事前に相談できない人には、仕事を任せられません。(期限を守る。相談する。)
「自分だけでは判断すべきではないこと(相談すべきこと)」を相談しない人には、仕事を任せられません。(適切なタイミングで相談する。)
問題点全体を端的にまとめて、これを自分から相談できない人には、仕事を任せられません。(簡潔に報告する)
参考
安達 裕哉 「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」42頁以下、、79頁以下