独身偽装による交際や、それに付随する貞操権侵害のトラブルにおいて、SNS上のやり取りは重要な証拠となります。特に、Instagramのストーリー機能のように24時間で消えてしまうコンテンツは、事案を立証する上で見逃せない情報源です。
ストーリーを証拠化する際のポイント
Instagramのストーリーは、時間が経過すると自動的に削除されてしまうため、発見した瞬間に保全作業へ移ることが求められます。単にスクリーンショットを撮るだけでなく、客観的な証拠として認めてもらうためには、以下の手順を推奨しています。
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画面録画(スクリーンレコーディング)による保存 スマートフォンの標準機能である画面録画を使用し、ストーリーの動画内容だけでなく、投稿者のアカウント名や投稿日時の表示を含めて記録してください。静止画では伝わりにくい「文脈」や「親密さの程度」を補完する有力な材料になります。
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投稿日時のキャプチャ 動画だけでなく、ストーリーの左上に表示される投稿時間や、相手のプロフィール画面を併せてスクリーンショットに残してください。いつ投稿されたものかという「時系列」の証明は、法的な議論において極めて重要です。
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URLやアカウント情報の記録 投稿者のプロフィールURLや、ユーザーネームが確認できる画面を保存してください。後日、相手がアカウントを削除したり、名前を変更したりした場合に備えるためです。
証拠としての信頼性を高めるために
収集したデータは、必ずバックアップを取った上で、第三者が内容を確認できる状態で保管してください。
また、相手の配偶者から不当な請求を受けている場合や、逆に相手の独身偽装を追及する場合、デジタルデータは改ざんの疑いをかけられるリスクがあります。そのため、スクリーンショットを撮った際の端末の状態や、記録時の状況をメモとして残しておくことも有効です。
Instagramのストーリーなどの消去性の高いデジタル証拠は、一度失われてしまうと後からの復元が極めて困難です。独身偽装やそれに伴うトラブルに直面した際は、証拠が失われる前に速やかに専門家へ相談し、適切な保全と法的アプローチの準備を進めることが重要です。