不貞行為の慰謝料請求を巡り、裁判にまで発展してしまった場合、多くの相談者様が「最終的に判決までいくのか」という点に強い不安を抱かれます。
裁判の多くは「和解」で終了します
結論から申し上げますと、不貞慰謝料請求訴訟において、判決まで至らずに「和解」で解決する割合は非常に高く、統計上も約7割以上が判決前の和解勧告によって終了しています。
なぜこれほどまでに和解が多いのでしょうか。主な理由は以下の通りです。
- 裁判官が双方の主張を聞いた上で、判決よりも早期解決が望ましいと判断し、和解を強く勧める傾向があるため。
- 判決という形で白黒をつけるよりも、双方の譲歩によって柔軟な解決を図る方が、精神的・経済的な負担が少ないケースが多いため。
- 証拠関係や過失の有無を精査するプロセスで、早期に落とし所を見つける方が合理的であると判断されるため。
無過失を立証することで「支払いゼロ和解」を目指す
特に独身偽装交際などの被害に遭われた場合、当事務所では「相手に悪意があったこと」や「自分には過失がなかったこと」を徹底的に立証します。
裁判において、こちら側の無過失が証明される見込みが高い場合、裁判官から「請求を放棄する(支払いゼロ)」という内容での和解勧告がなされるケースも少なくありません。
裁判は決して「判決を受けること」がゴールではありません。いかにして依頼者様の利益を最大化し、平穏な生活を早く取り戻すかが重要です。
裁判での和解解決に向けたまとめ
不貞慰謝料請求訴訟の大部分は、判決による強制的な白黒の決定ではなく、裁判官の和解勧告を介した約7割以上もの和解によって幕を閉じます。特に独身偽装をはじめとする無過失・低過失のケースでは、法的に正しい主張と的確な立証を行うことで、金銭の支払いを免れる「支払いゼロ和解」を現実的に目指すことが可能です。裁判手続きや相手妻からの高額請求にお悩みの方は、精神的負担を軽減し早期解決を図るためにも、早い段階で専門の弁護士へご相談ください。