💡 この記事のポイント(一問一答まとめ)
Q. 単身赴任や一人暮らしをしている場合、実家や別居家族の収入証明も必要ですか?
A. 生計(財布)が完全に分かれている一人暮らしの場合、別居家族の収入証明書は原則不要です。ただし、仕送りや生活費のやり取りがある場合は、その証明書類が必要となります。
生計同一と生計別による必要書類の範囲
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一人暮らし(生計別):本人のみの給与明細・通帳・家計簿を提出。
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同居家族がいる場合:原則として世帯主や配偶者など同居家族の給与明細や通帳の提示を求められることがあります。
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単身赴任(生活費を送金):本人の収入証明に加え、家族への送金実績(通帳の送金履歴)で生計維持を立証します。
家族構成によって変わる「自己破産の提出書類」
自己破産の手続きでは、申立人が毎月どのような生活を送り、どれくらいの収入で生活を維持しているかを裁判所へ証明する必要があります。この際、単身赴任中であったり、実家を離れて一人暮らしをしている場合、「どこまでの家族の収入証明が必要になるのか」がよく問題となります。
裁判所が重視する「生計同一」という考え方
自己破産の審査において、裁判所は「生計が同一かどうか(同じお財布で生活しているか)」を基準に書類の提出範囲を決定します。
1. 完全に生計が分かれている「一人暮らし」の場合 ご自身がアパートなどで完全に一人暮らしをしており、実家からの仕送りも受けておらず、自分の給料だけで生活を維持している場合は「生計別」とみなされます。この場合、裁判所に提出するのはご自身の給与明細や通帳、家計簿のみであり、別居している親兄弟の収入証明書や通帳を提出する必要は原則としてありません。
2. 単身赴任中で「家族へ生活費を送っている」場合 ご自身が単身赴任をしていて、配偶者や子供が別の場所に住んでいる場合でも、あなたが仕送りをして家族の生活を支えている(生計同一)状態であれば、話が変わってきます。 この場合、単なる別居ではなく「一つの家計を二つの場所で運営している」とみなされるため、配偶者のパート収入の明細や、家族が使っている通帳の明細、仕送りの事実を証明する送金履歴などの提出が求められます。
3. 実家暮らしや同棲している場合 実家で親と同居している、あるいはパートナーと同棲している場合、家賃や光熱費を分担していれば生計同一とみなされやすくなります。この場合、同居している家族やパートナーの収入証明書(給与明細や源泉徴収票)、同居人の名義になっている光熱費の領収書などを家計簿の裏付けとして提出するよう求められるのが一般的です。
複雑な家計状況の整理はお任せください
「同居している親には絶対に内緒で手続きしたいので、親の収入証明書をもらえない」といった複雑な事情を抱えている方も多くいらっしゃいます。こうした場合は、家賃の負担割合や生活実態を弁護士が丁寧に整理し、裁判所に適切な上申書を提出することで解決できるケースもあります。
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