個人再生で家を残して借金を大幅減額

マイホームを守る日本人家族のイメージ

個人再生とは?

個人再生は、裁判所に申し立てを行い、借金総額を原則5分の1(最低100万円)程度まで大幅に減額してもらう手続きです。 最大のメリットは、「住宅ローン特則(住宅資金特別条項)」。住宅ローンだけを今まで通り払い続けることで、マイホームを守りながら、消費者金融やカード会社への借金だけを大幅に整理することが可能です。

どれくらい減る?(借金圧縮の目安)

借金500万円の場合

➔ 100万円に

(400万円減額!)

借金1000万円の場合

➔ 200万円に

(800万円減額!)

借金3000万円の場合

➔ 300万円に

(2700万円減額!)

※最低弁済額の規定に基づきます。財産状況により異なる場合があります。

個人再生のメリット

  • 借金を最大80%カット: 任意整理よりも圧倒的に返済額が減ります。
  • マイホームを残せる: 住宅ローン特則により、競売を回避できます。
  • 車を手元に残せる: ローン完済済みの車や、別除権協定により残せる場合があります。
  • 浪費やギャンブルでもOK: 自己破産と違い、借金の理由は問われません。

デメリット

  • 官報への掲載: 氏名と住所が国の方報に載ります。
  • ブラックリスト: 約5〜10年間は新規借り入れができません。
  • 手続きが複雑: 裁判所へ提出する書類が多く、期間もかかります。
  • 安定収入が必要: 返済を継続できる証明が必要です。

個人再生の流れ

1

申立て準備

家計簿や資産目録など、裁判所へ提出する膨大な書類を弁護士と作成します。

2

裁判所へ申立て

弁護士が申立書を提出。個人再生委員が選任され、面談等が行われます。

3

再生手続きの開始

要件を満たしていると判断されると、正式に手続きが開始されます。

4

再生計画案の提出

減額された借金をどのように返済していくか、3年間の計画を提出します。

5

認可・返済開始

計画が認可されると、減額された金額を3〜5年かけて返済していきます。

🏛️

借金問題・返済のお悩みに関する公的相談窓口

多重債務や利息の返済、督促でお困りの場合は、一人で抱え込まず早めに専門窓口へ相談することが生活再建への第一歩です。法テラスや弁護士会など、中立的な公的機関で無料相談が実施されています。

【主な公的相談機関・窓口】
  • 法テラス(日本司法支援センター): 0570-078374(平日 9:00〜21:00 / 土曜 9:00〜17:00)
  • 全国の弁護士会 法律相談センター: 各都道府県の弁護士会にて債務整理の相談を受け付けています。
  • 日本クレジットカウンセリング協会(JCCO): 多重債務についての無料カウンセリングを実施しています。
弁護士 井上正人

この記事の監修

弁護士 井上 正人
(いのうえ まさと)

大阪弁護士会所属(登録番号:43449)
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、交通事故の賠償問題をはじめ、事業者様を狙う求人広告詐欺の被害救済やオフィス・テナント等の原状回復トラブルなど、不測の事態に直面した皆様の精神的・経済的なご負担を少しでも和らげ、正当な権利の実現と円満な解決へと導くためのサポートを徹底して行っています。

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