💡 この記事のポイント(一問一答まとめ)
Q. 事故情報が消えたらすぐにクレジットカードを申し込んでいいですか?
A. 情報消去の確認(CICへの開示請求)を行ってから申し込みましょう。最初はイオンカードやエポスカードなど審査が比較的緩やかな流通系カードや、デポジット型(保証金預入型)カードから始めるのが失敗しにくい戦略です。
事故情報が消えても審査には注意が必要
債務整理や自己破産から数年が経過し、信用情報機関の事故情報(ブラックリスト)が消去されると、再びクレジットカードを作れる可能性が出てきます。しかし、「情報が消えたからすぐに適当なカードを申し込もう」と考えるのは危険です。
事故情報が消去された直後の信用情報は、過去の利用履歴が一切ない「スーパーホワイト」と呼ばれる状態になります。30代以上でスーパーホワイトの場合、カード会社から「過去に金融事故を起こしたのではないか」と警戒され、審査に落ちやすくなる傾向があります。そのため、最初の1枚を選ぶ際は慎重な戦略が必要です。
クレジットカード再申込を成功させるための戦略
1. まずは信用情報の開示請求で消去を確認する
申し込みをする前に、必ずご自身の信用情報を確認しましょう。CIC(指定信用情報機関)、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3機関すべてに開示請求を行い、事故情報が確実に消去されているかをチェックします。スマートフォンから手続きが可能で、手数料は1,000円程度です。万が一情報が残った状態で申し込んで審査に落ちると、「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、さらに半年間はカードを作れなくなってしまいます。
2. 過去に迷惑をかけた金融機関・グループは避ける
債務整理や自己破産の対象としたクレジットカード会社や、その系列の金融機関には、半永久的に「社内ブラック」として独自の事故情報が残っている可能性があります。信用情報機関のデータが消えていても、社内のデータベースを参照されて審査に落ちてしまうため、過去に取引のあった会社や同じグループ会社への申し込みは避けましょう。
3. 審査が比較的柔軟な「流通系カード」を狙う
最初の1枚としておすすめなのは、スーパーやデパート、コンビニなどが発行している「流通系クレジットカード」です。これらのカードは、自社の店舗での買い物を促す目的があるため、銀行系や信販系のカードに比べて審査のハードルが比較的低いとされています。日常生活でよく利用する店舗のカードであれば、利用履歴(クレジットヒストリー)も作りやすいでしょう。
4. 確実性を求めるなら「デポジット型カード」から
流通系カードでも審査が不安な場合は、「デポジット型(保証金預入型)クレジットカード」から始めるのが非常に有効な戦略です。これは、事前に保証金(例えば10万円程度)をカード会社に預け入れ、その金額を上限として利用するクレジットカードです。万が一支払いが滞っても保証金から充当されるため審査に通りやすく、支払い実績は通常のクレジットカードと同様に信用情報機関に登録されます。ここで半年から1年ほど実績を積めば、他の一般的なカードの審査にも通りやすくなります。
5. 一度に複数枚の申し込みはNG
「どこか一つでも通ればいい」と、同時に複数のクレジットカードに申し込むのは絶対にやめましょう。短期間に複数の申し込み履歴があると、カード会社に「お金に困っている危険な状態」と判断され、審査落ちの原因になります。1枚申し込んだら、結果が出るまでは他社への申し込みは控えるのが鉄則です。
着実なクレジットヒストリー構築を
初めての審査に通ったら、毎月少額でもカードを利用し、絶対に遅れずに支払いを続けることが何よりも重要です。良好なクレジットヒストリー(利用実績)を少しずつ積み上げていくことで、社会的な信用を確固たるものにしていきましょう。
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