💡 この記事のポイント(一問一答まとめ)
Q. 自己破産すると銀行口座が作れなくなりますか?
A. いいえ、口座開設と信用情報(ブラックリスト)は無関係なため、自己破産後でも自由に銀行口座を作れます。ただし、破産時に迷惑をかけた銀行(社内ブラック)では開設を断られる可能性があるため、対象外だった別の銀行を選んでください。
自己破産をしても銀行口座は作れます
「自己破産をすると銀行口座が凍結されて、もう一生新しい通帳を作れないのではないか」と誤解されている方が非常に多くいらっしゃいます。 結論から言うと、自己破産や任意整理をした後であっても、新しい銀行口座は問題なく開設することができます。なぜなら、銀行の口座開設審査において、CICなどの信用情報機関のデータ(ブラックリスト)が参照されることは一切ないからです。
「社内ブラック」という落とし穴に注意
口座は作れるとはいえ、適当に銀行を選んで申し込むと審査に落ちてしまうケースがあります。それが「社内ブラック」の影響です。 自己破産や任意整理の手続きをする際、もし特定の銀行のカードローンや、その銀行の系列会社(消費者金融やクレジットカード会社など)の借金を整理の対象としていた場合、その銀行のグループ内データベースには半永久的に「過去に金融事故を起こした要注意人物」として記録が残ります。これが社内ブラックです。 社内ブラックの状態でその銀行の口座を作ろうとすると、「過去に迷惑をかけられた相手だから取引をお断りする」と口座開設を拒否される可能性があります。
確実に口座を作るための選び方と対策
1. 過去に借入が全くない銀行を選ぶ
口座開設を確実に行うための最大の鉄則は、「これまで一度も借金をしたことがなく、系列会社とも全く取引のなかった銀行」を選ぶことです。例えば、地元の地方銀行、信用金庫、労働金庫(ろうきん)、または今まで使ったことのない都市銀行などが候補になります。
2. 利便性の高い「ネット銀行」を活用する
近年では、スマートフォンだけで簡単に口座開設ができる「ネット銀行(PayPay銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行など)」も非常に便利です。これらも過去に取引がなければ審査に落ちることはありません。給与振込や家賃の引き落とし、コンビニATMでの入出金など、日常生活で大いに活躍します。
3. デビットカード機能付き口座を作る
生活再建において非常に役立つのが、銀行口座と直結した「デビットカード」です。口座残高の範囲内でクレジットカードと同じようにネットショッピングなどの決済ができるため、ブラックリスト期間中の方にとって必須のツールと言えます。ネット銀行の多くは、口座開設時に審査なしでデビットカードを発行してくれます。
新しい口座で計画的な生活再建を
債務整理後は、これまでの借金返済の負のループを断ち切り、新たな口座でしっかりと家計管理をスタートさせることが重要です。過去に関わりのなかった銀行で新しい通帳を作り、給与振込や貯蓄用としてフル活用しましょう。
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