信用情報機関の「JICC」と「CIC」の違い:加盟している貸金業者・カード会社の構成

【本記事の監修者】
弁護士 井上 正人(大阪弁護士会所属 / 登録番号:第43449号 / 夕陽ヶ丘法律事務所 代表弁護士)
※本記事は、利息制限法、破産法、民事再生法、および多数の債務整理(任意整理・過払い金回収・個人再生・自己破産)の実務実績に基づきわかりやすく解説しています。

Q JICCとCICの信用情報の違いは何ですか?片方だけブラックリストになっていなければクレジットカードは作れますか?
A 【加盟機関と事故情報の共有】JICCは主に消費者金融、CICはクレジットカード会社が加盟していますが、「FINE」と呼ばれるネットワークを通じて事故情報は両機関で相互共有されているため、片方だけがブラックリストを免れることはできません。
【借金解決と弁護士相談のメリット】債務整理を行うと全ての信用情報機関に事故情報が登録されますが、取り立てや返済の負担を根本から解消できます。ご自身の状況でローンやカードの審査に与える影響が不安な場合は、弁護士の無料相談を活用して正確な時期や解決方法を確認することをおすすめします。

日本を代表する2つの信用情報機関:JICCとCIC

日本には個人信用情報機関が主に3つありますが、中でも借金問題に関わりが深いのがJICC(日本信用情報機構)CIC(シー・アイ・シー)です。 これらの機関は、個人のローンやクレジットカードの契約内容、返済状況、残高などの情報を収集し、加盟する金融機関に提供しています。債務整理を行うと、これらの機関に「異動情報」などの事故記録が登録され、いわゆるブラックリスト状態となります。

JICCとCICの主な違いとは?

両者の最大の違いは「どのような企業が加盟しているか」という点にあります。 JICCは、主にアコムやアイフルといった「消費者金融」が多く加盟しています。一方、CICは主に「クレジットカード会社」や信販会社、携帯電話の通信事業者などが加盟しているのが特徴です。 ただし、最近では一つの金融機関がJICCとCICの両方に加盟しているケースも珍しくありません。

情報は相互に共有されている(FINEネットワーク)

「消費者金融の借金を整理してJICCに事故記録が載っても、CICに加盟しているクレジットカードなら作れるのではないか」と考える方もいますが、それは不可能です。 JICCとCICは「FINE(ファイン)」と呼ばれる情報交流ネットワークを通じて、支払い遅延や事故情報を相互に共有しています。そのため、片方でトラブルを起こせば、もう片方に加盟している金融機関の審査にも自動的に落ちる仕組みになっています。

情報共有の仕組みを理解することは大切ですが、どの機関に登録されていても、一定期間が経過すれば情報は必ず抹消されます。 夕陽ヶ丘法律事務所では、借金問題に関する無料相談を受け付けています。一人で悩まず、まずは弁護士にご相談ください。

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