退去時に最もトラブルになりやすいのが「壁紙(クロス)」の張り替え費用です。管理会社から「部屋全体の張り替えが必要」と言われ、高額な請求(数万〜十数万円)が来るケースが後を絶ちません。
減価償却:壁紙の寿命は「6年」
国交省のガイドラインでは、壁紙の耐用年数は6年と定められています。6年入居すれば、たとえ汚してしまったとしても、壁紙の残存価値は「1円」になります。
入居者が負担すべきケース
- タバコのヤニ汚れや臭いの付着
- ペットによる引っかき傷や粗相の跡
- 結露を放置したことによる酷いカビ
- 下地ボードに達するような大きな穴(引越し時の事故等)
交渉のポイント
管理会社が「一面すべての張り替え」を要求してきた場合でも、過失があった箇所の「1㎡単位」での負担を主張できる可能性があります。また、入居年数に応じた負担割合(減価償却)が正しく計算されているか確認しましょう。