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示談書が送られてきてから「入金されるまでの日数」

【本記事の監修者】
弁護士 井上 正人(大阪弁護士会所属 / 登録番号:第43449号 / 夕陽ヶ丘法律事務所 代表弁護士)
※本記事は、弁護士による交通事故示談交渉・後遺障害等級認定の実務経験に基づき、最新の法令および裁判所基準(弁護士基準)に沿ってわかりやすく解説しています。

示談書が送られてきてから「入金されるまでの日数」のポイント

交通事故にあわれた際、相手方保険会社との交渉や各種手続において以下のポイントを把握しておくことが極めて重要です。

  • 約1週間〜2週間の振込。

弁護士基準(裁判所基準)での適正解決に向けて

交通事故の被害では、保険会社の提示額(自賠責基準や任意保険社内基準)と、裁判所や弁護士が適用する弁護士基準(裁判所基準)との間に大きな乖離が存在するケースが多々あります。

2020年4月の民法改正に伴う最新の法定利率(年3%)や適正な慰謝料計算基準に沿って対応することで、賠償額が増額する可能性が高まります。妥協される前に、まずは当事務所の無料相談をご利用ください。

交通事故の被害に遭い、加害者側の保険会社との間でようやく賠償金の金額が合意に至ると、次に気になるのは「いつ自分の口座に入金されるのか」という点でしょう。早く生活費や治療費の補填をしたいと望む被害者の方にとって、入金までのスケジュールを把握しておくことは非常に大切です。

この記事では、示談書が送られてきてから実際に入金されるまでの日数や、その流れ、遅れてしまう原因について交通事故専門弁護士が詳しく解説します。

Q: 記事のポイント
A: 示談書が送られてきてから実際に指定口座へ入金されるまでの日数は、一般的に約1週間から2週間程度が目安となります。ただし、書類の不備や加害者側の手続きの遅れなどがあると、3週間以上かかる場合もあるため注意が必要です。

示談書が届いてから入金までの一般的な日数

保険会社から示談書(免責証書や示談合意書など)が届き、それに署名・捺印をして返送したあと、実際に入金されるまでにかかる日数は、おおむね1週間〜2週間程度となっています。

保険会社によって多少の事務処理スピードに違いはありますが、大手の損害保険会社であれば、示談書が保険会社に到着してから土日祝日を除き5営業日前後で指定口座に振り込まれるケースがほとんどです。

入金までの具体的な流れ

示談成立から入金までのプロセスは、以下のステップで進みます。

  • 保険会社から示談書が自宅に届く
  • 被害者が内容を確認し、署名・捺印して返送する
  • 保険会社が示談書を受領し、社内決済・送金手続きを行う
  • 指定した金融機関の口座に賠償金が振り込まれる

この中で最も日数がかかるのは、被害者が書類をポストに投函してから保険会社に届くまでの郵送期間と、保険会社社内での決済処理期間です。

入金が遅れる主な原因と注意点

「2週間経っても入金されない」という場合、いくつかの理由が考えられます。もし予定日を過ぎても入金がないときは、以下のポイントを確認してみましょう。

示談書の記入漏れや捺印ミスがある

もっとも多い原因が、書類の不備です。

  • 署名や住所に誤りがある
  • 押印がシャチハタ(不可の場合が多い)になっている、または印鑑が不鮮明である
  • 振込先口座の記入に誤りがある

これらの不備があると、保険会社から再提出や確認の連絡が入るため、その分だけ入金が遅れることになります。

年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休

保険会社の営業日カレンダーによって、入金日が変わります。

  • 年末年始やお盆休み、ゴールデンウィークの直前に示談書を返送した
  • 連休を挟むことで、社内手続きや銀行の営業が停止していた

連休を挟む場合は、通常の「1週間〜2週間」よりも数日〜1週間程度長めに見積もっておく必要があります。

加害者側が任意保険に入っていない場合

そもそも加害者側が任意保険に入っておらず、加害者本人と直接示談交渉をした(あるいは裁判上の和解をした)という特殊なケースでは、保険会社のようなシステム化された自動送金がされません。

加害者が期日までに自主的に支払わない場合は、強制執行(差し押さえ)などの法的手続が必要になるため、入金までに数ヶ月単位の時間がかかることもあります。

入金を早めるために被害者ができること

少しでも早く賠償金を受け取るためには、示談書が届いた後の対応をスピーディーに行うことが重要です。

まず、届いた示談書の金額や条件に間違いがないかを速やかに確認します。次に、記入例をよく読んでからボールペンで丁寧に記入し、指定された印鑑(実印が求められることもあります)を正確に押印しましょう。

返送の際は、郵便事故を防ぐためにも追跡可能なレターパックなどを使用するのも有効な方法です。万が一、返送後2週間以上経過しても入金がない場合は、遠慮せずに担当の保険会社へ電話で「示談書の到着確認と入金予定日」を問い合わせてみてください。

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弁護士 井上正人

この記事の監修

弁護士 井上 正人 (いのうえ まさと)

大阪弁護士会所属(登録番号:43449)
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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