Q 求人情報をどのように見直したらよいですか。
2025/06/25 更新
求人情報の書き方
(1)企業が、採用希望者向けに求人情報を記載するのは簡単ではありません。
求人情報の書き方を見直ししてみましょう。
①ターゲットを再検討する
(1)採用したい人を見直しましょう。
(2)①採用したい人、②実際に活躍している人、③採用できる人に分けて考えましょう。
「採用したい人」は、会社が求めている人材です。
「実際に活躍している人」は、会社で戦力になっている人です。実際の人物像に着目して、必要なスキルの洗い出しをしましょう。
「採用できる人」は、実際に求人をかけて来る人等です。過去に採用できた人物や、求人活動を開始したところ、応募にきてくれた人の属性等となります。
(3)この3つが重なる人を採用します。
②求人原稿を見直してみしょう。
(1)求人票は、採用希望者にとって、その会社で働くメリットを伝えるものです。
(2)したがって、退職理由や、転職理由等から逆算して考えることが有効です。
(3)例えば、転職理由の1番が年限関係です。したがって、アットホームな雰囲気を強みにアピールすることも考えられます。
(4)退職理由や、転職理由等から調査データから一度、考え直してみることが大切です。
インターネットで「退職理由、転職理由」で検索してみましょう。
③写真や職種名を見直しましょう。
(1)写真等の情報も重要です。写真には力を入れましょう。
(2)職種名も重要であり、ネット等でどのようなキーワードで検索されているのか、採用希望者の立場で調べることが大切です。
④採用シャンネルを見直しましょう。
(1)ハロワーク、ネット系のサービス、人材会社、SNS等の活用等いろいろな方法があります。
(2)社内の担当者だけで、これらのツールに精通することは不可能であり、親身に相談に乗ってくれる、社外の専門家を見つける必要があります。
⑤採用プロセスを見直しましょう。
(1)採用面接で、圧迫面接などは、論外です。
(2)採用者の立場で、採用プロセスを見直す必要があります。
(3)面接にて、「採用する」という立場ではなく、一緒に働くメンバーを観点からの質問や面接に変えていく必要があります。
(4)採用プロセスも簡略化して、素早く内定を出せるようにしていく必要があります。
参考
ビジネスガイド2025年7月号65頁以下