Q リーダーとして、自分の思い込みを認識することはなぜ大切なのでしょうか。
2026/05/09 更新
リーダーとしての思い込み
(1)人は誰しも、思考パターンを持っています。しかし、その思考パターンを自覚していなければ、思い込みとなってしまい、判断を誤ります。
(2)リーダーは、自分を成功に導いた経験則を当然のことと思いがちであり、段々と自分の認識と周りの評価が一致しなくなってしまいます。
(3)リーダーが陥りがちな(思い込み)を自覚しておけば、自分の思い込みに気づくきっかけとなります。
リーダーの思い込みのパターン
①私がすべて関与する必要がある。
リーダーがマイクロマネージメントして、部下のモチベーションを下げしまうことは典型的な例です。
②すぐに実行する必要がある。
(1)やってみて確認するのか。どこまで、事前調査をするのか。答えのない問題です。
(2)ただし、すぐに結果を出す必要があるというプレッシャーをかけて周りを混乱させていないかチェックが必要です。
③自分の意見が正しい。
(1)確証バイアス(自分の思い込みや偏見が正しいと思い、無意識に都合のいい情報だけを集め、逆に、批判的な意見を否定ししてしまう心理現象)があります。.
(2)これによって、他人の意見を否定してしまっている可能性があります。
④ミスをするわけにはいかない。
(1)ミスをするわけにいかないという心理から、ミスを認めない、という心理に転じてしまうことがあります。
(2)これも確証バイアスの一つです。
⑤私にできることは他人にもできる。
(1)優秀なリーダーが、部下を潰す理由となります。
(2)段階を踏んだ教育システムが必要です。
⑥ノーとは言えない。
(1)全部期待に応えようとして、すべて台無しにしてしまうことがあります。
(2)全てを実行することはできません。あるイエスは他の選択肢にとってノーでもあります。
⑦ここは私の居場所ではない。
(1)モチベーションが下がってしまうと、すべてに否定的になってしまいます。
(2)現状でできることを探して一つずつでも実行することが必要です。
振り返りをする
(1)自分の言動を振り返ってどれかに当てはまっていないかを考えることが必要です。
(2)他人の意見が正しいかどうかではなく、自分の行動・発言がどれかにあたっていないかを考える必要があります。
(3)信頼できる人物に意見を求めて、フィードバックをもらう方法があります。
(4)あくまで、周りの意見が正しいかではなく、「自分の行動・発言をレベルアップするために」ヒントを探すことが必要です。
自分のルールを作る
(1)例えば、「急ぎの内容でなければ、自分の結論が出たとしても、口に出す前に1日考える。」等のルールがありえます。
(2)自分の欠点(思い込み)を自覚し、これを緩和する自分のルールを見つけましょう。
参考
ハーバード・ビジネス・レビュー2026年6月号8頁以下






