【訴訟を有利に進めるための弁護士の役割】B型肝炎訴訟では、過去の複雑な医療カルテから肝疾患の病態を正しく証明する必要があります。専門的な検査データの意味を正確に読み解き、国側の反論に対抗できる証拠として提出するためには、B型肝炎訴訟に精通した弁護士による万全のサポートが不可欠です。
肝機能数値「LDH」「LAP」のアイソザイムパターン
LDH(乳酸脱水素酵素)やLAP、γ-GTPなどの酵素は、肝臓だけでなく心臓や筋肉など全身の様々な臓器に存在しています。血液検査でこれらの数値が高い場合、「どの臓器がダメージを受けているか」を特定するために「アイソザイム(酵素の種類ごとの内訳)」を分析します。肝臓由来のアイソザイムパターンの増加を確認することで、異常が肝臓に由来することを突き止めることができます。
肝機能数値「LDH」「LAP」「γ-GTP」のアイソザイムパターンと肝疾患確定
給付金要件における評価基準
給付金請求において、肝機能の異常値が「本当にB型肝炎ウイルスによる肝臓のダメージなのか」が争点になることがあります。アイソザイム検査によってLDHの「LDH5」やLAPの特定の分画が増加していることが証明されれば、数値異常の原因が他臓器ではなく「肝臓」であることを裏付ける強力な証拠となり、給付金要件のクリアに大きく貢献します。
医療記録として収集すべき書類・証拠
通常の血液検査結果に加え、「LDHアイソザイム」「LAP分画」などの特殊な検査項目が記載された検査報告書を収集します。また、他臓器の疾患(心筋梗塞など)を否定するために循環器科等で受診したカルテ記録があれば、さらに証拠力が高まります。
弁護士が行う法的立証の手順
国から「肝機能異常は他の病気が原因ではないか」と指摘された際、弁護士はアイソザイムパターンのデータを提示します。医学的根拠に基づいて、異常値が肝細胞の破壊に起因することを論理的に説明し、他の疾患による数値をB型肝炎によるものと混同する国の主張を的確に排斥します。
まとめ
アイソザイム検査は、肝臓へのダメージをピンポイントで証明する重要な証拠です。国からの指摘に対する反論や、複雑な検査データの立証については、B型肝炎訴訟の実績が豊富な夕陽ヶ丘法律事務所にご相談ください。