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組織開発

Q ノーレイティング(人事考課の廃止)のメリットはなんですか。

2026/02/11 更新

ノーレイティング(人事考課の廃止)

 アメリカでは、人事考課をしない(少なくとも、給与と評価を区別する)という動きがあります。

人事考課と納得度

(1) 人事考課は、会社の貢献度が高い人を適正に評価する仕組みです。
(2) 人事考課をするには、大変なコストがかかります。客観的な評価をするためには、評価者を評価し、その評価を調整する等の対応まで必要になっています。
(3) どんなにコストをかけても、結局、評価の高い人は評価について満足するし、評価の低い人は評価について満足しない、という結論は変わりません。
(4) だったら、人事考課など辞めてしまおうという考え方が出てきます。

ビジネスのスピードアップ

(1)ビジネスのスピードに、評価制度が追いつきません。
(2)ビジネス環境が変われば評価項目の変更が必要ですが、評価項目をいちいち変更することができません。

ノーレイティング (人事考課の廃止) と、マネージャーと社員

(1)まず、職種ごとに、市場価格を参考に給与額を決めてしまいます。
(2)例えば、1年目は〇円、2年目は〇円と賃金を決めてします。(もちろん、ローパフォマーの場合には昇給のストップをする。)
(3)次に、社員の給与は、その仕事を遂行するのに問題があるかどうかだけを審査する、という考え方です。

ノーレイティング (人事考課の廃止)と、ローパフォーマー対策

(1)ノンレーティング(人事考課の廃止)だとしても、ローパフォーマーは一見して分かります。
(2)ローパフォーマーの支援や、最終的な処分については、人事考課と別に考えることになります。

ノーレイティング (人事考課の廃止)と、ハイパフォマーの査定

(1)ハイパフォマーの評価は、市場価格で最高水準の給与を支払いばよく、市場価格という点で概略の金額を決めます。
(2)この方法であれば、細かい査定をしなくても、市場価格を根拠に給与額を決定できます。

参考

 パティ・マッコード (著),、櫻井祐子 (訳)「NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く」182頁以下

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