【メールの文例】初回面談後の事実確認のメール
2025/03/13 更新
初回面談
1 前提の確認
初回面談にて、必要な事項をヒアリングします。d/
例えば、離婚事件において、お子さんがいなければ、面会交流、養育費、親権の問題が生じません。
今後の業務に関わる事実は、後日、メールを検索すれば確認でき料にしておきましょう。
2 事案の概要
弁護士業務はチームで行います。したがって、①どんな事実関係があり、②前提情報(ポイント)をまとめた資料が必要です。
文書の例
山田様
本日(令和6年8月10日)、来所頂きありがとうございました。
ご相談概要についてまとめさせて頂きます。
井上です。
1 ご相談
保険会社からの交通事故について示談提案があった。
受取金額をアップさせたい。
2 前提
(1) 症状はむち打ち
(2) 事故日 令和5年◯月◯日
(3) 最終治療日 令和6年◯月◯日
3 損害
(1)物損なし
(2)通院のための交通費なし
(3)休業損害なし。
4 アップ金額の予想
(1) 現在の保険会社の提案学は、66万円
(2) 裁判基準の9割だと考えれば、78万円までのアップは可能です。
(3) 予想されるメリットは、78万円-66万円=12万円
5 ご提案
アップ額の33%で弁護士に依頼しませんか。
(アップ額が12万円の場合には、弁護士報酬はその33%で4万円となります。)
6 ご依頼頂ける場合
メールで依頼すると返事下さい。
委任状に署名、捺印して、弊所に郵送下さい。
以上、よろしくお願いします。
解説
山田様
本日(令和6年8月10日)、来所頂きありがとうございました。
ご相談概要についてまとめさせて頂きます。
井上です。
ポイント
2年後に、同じ依頼者から問い合わせがあるときもあります。したがって、文書で今日や、昨日という言葉を使わすに、日付を入れておくことは大切です。
1 ご相談
保険会社からの交通事故について示談提案があった。
受取金額をアップさせたい。
2 前提
(1) 症状はむち打ち
(2) 事故日 令和5年◯月◯日
(3) 最終治療日 令和6年◯月◯日
3 損害
(1)物損なし
(2)通院のための交通費なし
(3)休業損害なし
ポイント
(1)弁護士業務はチームで行います。したがって、①誰の件で、②どんな相談があり、③前提情報(ポイント)をまとめた資料が必要です。メールを共有すれば、社内での共有資料を兼ねれるものとする必要があります。
(2)ここでは、前提事実の確認を行っています。
4 アップ金額の予想
(1) 現在の保険会社の提案学は、66万円
(2) 裁判基準の9割だと考えれば、78万円までのアップは可能です。
(3) 予想されるメリットは、78万円-66万円=12万円
5 ご提案
アップ額の33%で弁護士に依頼しませんか。
(アップ額が12万円の場合には、弁護士報酬はその33%で4万円となります。)
6 ご依頼頂ける場合
メールで依頼すると返事下さい。
委任状に署名、捺印して、弊所に郵送下さい。
以上、よろしくお願いします。