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弁護士業務の流れ

Q 反対尋問の実例を教えて下さい。その1

2025/11/25 更新

事案

争点
 固定残業代の合意の成否が争点である。

証人
 証人は、主尋問で、固定残業代の記載ある契約書にサインはしたが、「読んでない。」「説明を受けていない。」とは証言した。

陳述書
(1) 陳述書にも、上記のような記載があった。
(2) もっとも、「契約書による合意が争点になっている。」時点で、このような証言は予想すべきであった。

獲得目標

戦略
 契約書には、いろいろな項目がある。(争点になっていない)各項目については、契約時に説明を受けていた、と証言してくれるのではないか。

獲得目標
 争点になっている「固定残業代」以外の項目については、説明を受けた、との証言をとること。

実際の尋問

弁護士
 「Aさんは、契約書にサインしたのですよね。」

証人A
 「はい。」

弁護士
 「Aさんは、Bさんから契約書を渡されたのですよね。」

証人A
 「はい。」

弁護士
 「このとき、AさんとBさんは、どれくらいの時間話したのですか。」

証人A
 「40分くらいです。」

弁護士
 「甲〇号証(契約書)を示します。。」
 「第1条には、労働時間がかかれています。」
 「Bさんは、Aさんに、勤務時間は契約書どおり、〇時から〇時になると説明しましよね。」

証人A
 「はい。」

弁護士
 「第2条には、勤務場所がかかれています。」
 「Bさんは、Aさんに、勤務場所は、〇〇であると説明しましよね。」

証人A
 「はい。」

(省略)契約条項一つ一つの説明を聞いていたか確認した。

弁護士
 「証人Aは、当時のBさんの契約書の説明について、不自然に思ったことはありましたか。」

証人A
 「ありません。」

弁護士
 「証人Aは実際に仕事をしてみて、当時のBさんの説明とは違うと思ったことはありますか。」

証人A
 「ありません。」

弁護士
 「Aさんが、未払い残業がある。」と会社に主張されたのは、弁護士さんに通知書を作ってもらった〇月〇日が初めてですよね。

証人A
 「はい。」

弁護士
 「Bさんにも、残業の未払いがある。」と相談したことはないですよね。

証人A
 「はい。」

弁護士
 「Aさんの経歴を見てますと、本件の会社に入る前にも、●●という会社がありましたよね。」

証人A
 「はい。」

弁護士
 「Aさんの経歴を見てますと、本件の会社に入る前にも、アルバイトをしたこともありますよね。」

証人A
 「はい。」

弁護士
 「本件の会社に入る前でも、8時間以上働けば、残業代が出る、ということは知っていますよね。」

証人A
 「はい。」

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