【見積り】報酬基準の作成義務
2024/09/15 更新
弁護士と、その報酬基準の作成義務
(1)日弁連は、弁護士の報酬に関する規程を定めています。
(2)同規定3条は、弁護士は、報酬基準を作成しなければならない、と定めています。
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/rules/pdf/kaiki/kaiki_no_68_160704.pdf
旧規程
(1)かつては、日弁連が、「(旧)日本弁護士連合会報酬等基準」という規定を設けていました。
(2)以下、旧規程といいます。
(3)旧規程で、金額を決めることは独占禁止法に違反する可能性があり廃止されました。
(4)しかし、現在でも、この旧規程の料金体系で、料金を定めている法律事務所も多数あります。
(5)「(旧)日本弁護士連合会報酬等基準」とインターネットで調べれば、これも出てきます。
弁護士報酬の相場
(1)弁護士報酬の相場を知る方法は、インターネットで調べる他に以下の方法があります。
(2)まず、吉原 省三、 片岡 義広「新版 ガイドブック弁護士報酬」という本があります。
(3)「市民のための弁護士報酬の目安」「中小企業のための弁護士報酬目安」という資料もあります。
https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/cost/legal_aid.html