この記事の要点まとめ
一過性感染(低力価)と持続感染(高力価)を区別するためのカットオフ値の基準。
「HBc抗体(高力価)」とは?
B型肝炎訴訟(給付金請求)の手続きを進める中で、「HBc抗体」という専門的な言葉を耳にすることがあるかもしれません。このHBc抗体、特に「高力価(こうりきか)」であることは、集団予防接種等によってB型肝炎ウイルスに持続感染したことを立証するための、極めて重要な血液データの一つとなります。
一過性感染と持続感染の違い
B型肝炎ウイルスに感染した場合、その後の経過は大きく分けて二つあります。一つは免疫の働きによってウイルスが体から排除され、そのまま治癒する「一過性感染」です。もう一つは、免疫機能が未熟な幼少期(主に満3歳未満)に感染し、ウイルスが体内に長期間にわたって住み着いてしまう「持続感染」です。 B型肝炎訴訟の対象となるのは、集団予防接種等によってこの「持続感染」の状態になってしまった方々です。
なぜHBc抗体(高力価)が重要なのか?
持続感染であることを証明するためには、いくつかの医学的な基準(カットオフ値など)が設けられています。その中で最も確実な証拠の一つとされるのが、「HBc抗体が陽性であり、かつその数値が高い(高力価である)」という検査結果です。
HBc抗体は、ウイルスに感染すると体内に作られる抗体です。一過性感染の場合はこの数値が低く(低力価)なる傾向がありますが、持続感染の場合は高い数値(高力価)を示し続けるという特徴があります。そのため、国が定める基準値以上の「高力価」であることを血液検査で示すことで、幼少期の集団予防接種等による持続感染であることを医学的に裏付ける強力な証拠となるのです。
専門的な判断が必要です
血液検査の結果が訴訟の要件を満たすかどうかをご自身だけで判断するのは困難です。検査方法によっても基準値が異なる場合があります。 夕陽ヶ丘法律事務所では、B型肝炎訴訟に関する無料相談を受け付けています。着手金0円の完全成功報酬制ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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