【受給に向けた対策と弁護士の役割】ご自身の病態がどちらに該当するかによって請求できる金額が大きく異なるため、正確なカルテ収集と医学的立証が不可欠です。B型肝炎訴訟に精通した弁護士に依頼することで、複雑な医学的基準に基づく適切な立証を受けられ、最大限の給付金をスムーズに獲得することが可能になります。
肝硬変とは:代償性と非代償性の違い
肝硬変は、長年にわたる肝炎によって肝細胞が破壊され、線維組織に置き換わった状態です。B型肝炎給付金制度においては、肝硬変は「代償性肝硬変」と「非代償性肝硬変」に区別され、それぞれ給付金の区分が異なります。
代償性肝硬変とは、肝臓の機能がある程度保たれており、腹水・黄疸・肝性脳症などの重篤な合併症がまだ現れていない段階を指します。一方、非代償性肝硬変は、こうした合併症が現れ、肝機能が著しく低下した状態です。
給付金額の区分
制度上、給付金の金額は病態の区分によって法律で定められています。一般的には、非代償性肝硬変のほうが代償性肝硬変よりも高い区分に位置づけられており、病態の重篤性が給付額に反映されます。
医学的評価基準:チャイルド・ピュー分類
肝硬変の重症度を客観的に評価する代表的な方法として、「チャイルド・ピュー分類」があります。この分類では、腹水の有無・程度、血中アルブミン値、プロトロンビン時間、ビリルビン値、肝性脳症の有無などを点数化して重症度を分類します。
給付金請求においても、チャイルド・ピュー分類による評価が重要な判断材料となる場合があります。担当医師による医学的所見と合わせて、これらの数値を記録した検査結果を収集することが大切です。
自覚症状が代償性か非代償性かを分ける
腹水(お腹に水がたまる)、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、肝性脳症(意識が混濁するなど)といった症状の有無や程度が、代償性・非代償性の判断に直結します。これらの症状を経験したことがある方は、その記録(入院記録、診察記録など)を保管しておくことが重要です。
肝硬変の認定を受けるために
肝硬変の診断は、血液検査、画像検査(超音波・CT・MRIなど)、場合によっては肝生検の結果を総合して行われます。給付金請求においては、これらの記録を弁護士と共に整理し、適切な区分での請求を目指すことが重要です。
夕陽ヶ丘法律事務所では、B型肝炎訴訟に関する無料相談を受け付けています。肝硬変と診断されている方、または過去に診断を受けた方も対象となります。着手金0円の完全成功報酬制ですので、まずはお気軽にご相談ください。