老後資金の計算
2024/02/22
人生の3大資金
(1)子供の教育資金、住宅購入資金、老後の資金が人生の3大資金と言われます。
(2)子供の教育資金や、住宅購入は先に支払いが始まります。老後資金が後回しになります。
老後の資金
老後資金がいくら必要か計算してみましょう。
平均寿命
(1)平均寿命は令和2年で、男性81.56歳、女性87.71歳です。
(2)平均寿命は年々伸びています。
(3)また、平均寿命は0歳時の平均予定です。0歳時で亡くなるともいるために、実際には平均寿命より長く生きる人が多い。令和2年で死亡数がもっとも多かった年齢は男性が85歳~89歳、女性が90歳~94歳です。
健康寿命
(1)健康上の問題に制限されることなく日常生活を遅れる期間を健康寿命といいます。
(2)令和1年では、男性72.68歳、女性75.38歳です。
(3)老後資金が必要な期間はいつまでか。
平均寿命が伸びていることや、70歳までは働くことができると過程した場合には、75歳~100歳までの25年間の老後資金を用意する必要があるといわれます。
必要な生活資金
(1)国民年金を満額受給できたとしても、月額6万円強、夫婦で13万円ほどです。
(2)経済的にゆとりある老後生活を送るためには、夫婦で月額38万円が必要であるといわれており、その差額は、月額25万円です。
(3)国民年金しか受給できないという前提ではありますが、夫婦で、25年×12ヶ月×25万円=7500万円もの老後資金が必要になるという計算になります。
(4)この資金をどうやって確保するか、が問題となります。
参考
自由と正義2024年2月号9頁