平成元年〜平成5年(1989〜1993年)生まれ:母親からの二次感染(母子感染)立証
バブル崩壊期に生まれた平成世代が、母親の血液データや分子系統解析で給付金を得る手順。
平成生まれの方のB型肝炎給付金
平成時代(バブル崩壊期以降)に生まれた方は、集団予防接種による注射器の使い回しが行われていた時代(昭和63年1月27日まで)の後に生まれたため、「一次感染者」としての給付金請求はできません。しかし、お母様が一次感染者の要件を満たしていれば、「二次感染者(母子感染)」として給付金を受け取ることが可能です。
母子感染を証明するための血液データ
平成生まれの方が二次感染者として認められるためには、「お母様から感染したこと(母子感染)」を医学的に証明しなければなりません。そのための基本的な方法は、母子それぞれの血液検査データを比較することです。
お母様もご自身もB型肝炎ウイルスに感染していることを示し、さらにご自身が母子感染防止事業(ワクチンや免疫グロブリンの投与)による適切な処置を受けていたにもかかわらず感染してしまった理由などを、当時のカルテや母子手帳の記録から証明していきます。
分子系統解析(塩基配列の比較)による証明
もし、お母様の血液データだけでは母子感染の証明が不十分な場合や、より確実な証拠が求められる場合には、「塩基配列比較検査(分子系統解析)」という特殊な血液検査を行うことがあります。
これは、お母様とご自身のウイルスのDNA(塩基配列)を詳しく調べ、ウイルスの型が一致しているかどうかを確認する検査です。この検査でウイルスの連続性が確認できれば、母子感染であることの極めて強力な証拠となります。
専門的な医学的立証は弁護士にお任せください
平成生まれの方の二次感染の証明は、昭和生まれの方の請求に比べて、より詳細な医学的データや複雑な法的因果関係の立証が求められます。ご自身で病院とやり取りをして特殊な検査を手配するのは非常に困難です。
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