この記事の要点まとめ
和解調書提出から実際の銀行口座入金までの標準処理期間(約2〜3ヶ月)と支給決定通知。
B型肝炎訴訟で国との和解が成立すると、「あとは給付金が振り込まれるのを待つだけ」と一安心されることでしょう。しかし、実際に手元のお金が入るまでには、和解後にもう少しだけ手続きと時間が必要です。
ここでは、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)に給付金の請求を行ってから、実際にご指定の銀行口座へお金が振り込まれるまでの期間の目安と、送金前に届く「通知書」について解説します。
和解調書の提出から振り込みまでの流れ
裁判所で和解調書が作成された後、給付金を受け取るためには、ご自身または代理人弁護士を通じて支払基金へ「給付金等の支給請求書」と和解調書(正本または謄本)を提出する必要があります。
書類が支払基金に到着してから口座へ入金されるまでの標準的な処理期間は、おおむね2ヶ月〜3ヶ月程度が目安となります。
振り込みまでのステップ
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請求書類の送付:支払基金へ必要な書類一式を郵送します。
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支払基金での審査・確認:提出された請求書の内容と、和解調書の記載事項(氏名、生年月日、和解内容など)に相違がないか、厳密な確認作業が行われます。
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支給決定通知書の発送:審査が完了し、支払いの準備が整うと、支払基金からご自宅(または代理人弁護士事務所)宛てに「支給決定通知書」が郵送されます。
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銀行口座への送金:支給決定通知書の発送から間もなく(通常は数日〜数週間以内)、ご指定の金融機関口座へ給付金が振り込まれます。
「支給決定通知書」の重要な役割
口座へお金が振り込まれる前に届く「支給決定通知書」には、給付金の具体的な金額や、振り込み予定日などが記載されています。この通知書は、単なるお知らせではなく、給付金が非課税の損害賠償金であることを証明する公的な書類としての役割も持ちます。
給付金というまとまったお金が口座に振り込まれた際、税務調査や銀行の本人確認などで「この資金の出所は何か」と尋ねられることがあります。その際、この支給決定通知書を提示することで、正当なB型肝炎給付金であることを簡単に証明できます。そのため、通知書は受け取った後も大切に保管してください。
振り込みが遅れるケース
基本的には2〜3ヶ月で振り込まれますが、以下のような場合は通常よりも時間がかかることがあります。
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請求書に記載された振込先口座の情報(名義人名、口座番号など)に誤りがあった場合
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氏名や住所の変更手続きが正しく行われておらず、和解調書と請求書の記載に不一致が生じた場合
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支払基金への請求が集中する時期(年末や年度末など)
まとめ
和解成立から実際の振り込みまでは少し時間がかかりますが、これは確実にご本人へ給付金を届けるための厳格な審査が行われているためです。支給決定通知書が届けば、振り込みは目前ですので、焦らずにお待ちください。
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