血小板数(Platelet count)の低下(10万/μL以下等)が示す肝硬変への移行サイン
脾腫(ひしゅ)や門脈高圧症に伴う血小板数の減少が、裁判所で肝硬変と推認される医学的根拠。
血小板数の減少が示す「肝硬変」のサイン
B型肝炎給付金の請求において、ご自身の症状が「肝硬変」であると裁判所で認定されるためには、客観的な医学的根拠を示す必要があります。その中で、非常に重要な判断材料の一つとなるのが「血小板数の減少」です。 一見、肝臓とは直接関係ないように思える血小板の数値ですが、実は肝臓の病態を推し量る上で極めて重要な意味を持っています。
脾腫(ひしゅ)と血小板減少のメカニズム
肝炎が進行して肝臓が硬く(線維化)なると、肝臓の中を流れる血液がスムーズに通過できなくなります。その結果、肝臓に流れ込む手前の血管(門脈)の圧力が異常に高くなる「門脈高圧症」という状態が引き起こされます。 門脈の圧力が上がると、血液が逆流して「脾臓(ひぞう)」という臓器に溜まり、脾臓が腫れ上がる「脾腫」を起こします。脾臓には古くなった血小板を壊す働きがあるため、脾臓が腫れて働きが過剰になると、血液中の血小板がどんどん減少してしまうのです。 つまり、「著しい血小板数の減少」は、「肝臓が硬くなり、門脈高圧症や脾腫を引き起こしている」ことを強く疑わせるサインとなります。
画像検査と血液検査の組み合わせで立証する
B型肝炎訴訟においては、この医学的なメカニズムに基づき、CTや超音波検査による「脾腫」の画像所見と、血液検査による「血小板数の明らかな減少(例:10万/μL以下など)」を組み合わせることで、「肝生検(組織検査)を行わなくても肝硬変に至っていると推認できる」と判断されるケースがあります。 これにより、患者様の体への負担が大きい検査を回避しながら、適切な給付金を受け取るための証明が可能になります。
検査結果の意味を正確に主張するために
このように、給付金請求の手続き(裁判)では、単に検査結果を提出するだけでなく、「なぜその数値が肝硬変の証明になるのか」を医学的・法的に正しく主張する必要があります。 夕陽ヶ丘法律事務所では、B型肝炎訴訟に関する無料相談を受け付けています。着手金0円の完全成功報酬制ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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