【請求の有利性】カルテや薬剤処方歴を通じて病状の経過を正確に証明することで、給付金請求手続きをスムーズに進め、適正な賠償金受給へとつなげることができます。
肝機能低下による激しい皮膚のかゆみ
肝臓の機能が著しく低下し、肝不全や重度の肝硬変が進行すると、胆汁の排泄が滞ることで血液中の胆汁酸が上昇します。これが皮膚に蓄積することで、全身に耐え難い激しい「かゆみ(皮膚掻痒症)」を引き起こすことがあります。
今回取り上げるテーマは、「肝性黄疸や胆汁停滞による激しい皮膚のかゆみに対し処方されたレミッチ等の服薬証明。」という点です。
このかゆみは一般的な皮膚疾患によるものではないため、通常の抗ヒスタミン薬やステロイド軟膏では効果が薄く、「レミッチ(一般名:ナルフラフィン塩酸塩)」などの特殊なかゆみ止めが処方されることが特徴です。
病態の進行度を示す処方歴
B型肝炎訴訟において、レミッチカプセルなどの肝疾患に伴うそう痒症改善薬が処方されている事実は、単なるかゆみではなく、肝機能が著しく低下している状態(重度の肝硬変や肝不全など)にあったことを示す客観的な証拠となります。これは、重度肝硬変等の病態区分の立証を補強する重要な材料です。
医療記録の収集・活用のポイント
消化器内科などの通院カルテや処方箋控え、お薬手帳などが重要な証拠となります。レミッチがいつからいつまで処方されていたか、またカルテに「掻痒感(かゆみ)」や「黄疸」の症状についての医師の記載があるかを確認し、肝機能検査データと併せて提出します。
まとめ・弁護士への相談を
重い肝疾患に伴う激しいかゆみは、患者様のQOL(生活の質)を著しく低下させる苦痛な症状です。処方されたお薬の記録が、給付金請求において病状の深刻さを裏付ける証拠となります。カルテの精査や証拠の構築については、夕陽ヶ丘法律事務所(完全成功報酬制)までお気軽にご相談ください。