【証明と申請のポイント】当時の治療経過が記載されたカルテの収集が不可欠です。副作用の苦痛を正確に立証するため、B型肝炎訴訟に精通した弁護士に相談し、適切な医療記録の保全と訴訟手続きを進めることが、正当な補償を確実に受け取るための最大の近道となります。
インターフェロン治療とその副作用
B型肝炎の抗ウイルス治療として、過去に広く行われてきたのが「インターフェロン治療」です。この治療はウイルスを排除する効果が期待できる反面、発熱や全身倦怠感といったインフルエンザ様症状のほか、精神的な落ち込み(うつ状態)や甲状腺機能障害など、非常に厳しい副作用を伴うことが少なくありません。
今回取り上げるテーマは、「過去の抗ウイルス治療(インターフェロン)の厳しい副作用(うつ状態等)のカルテ記載と和解。」という点です。
副作用による苦痛で休職を余儀なくされたり、治療の継続が困難になったりした経験は、B型肝炎ウイルスに感染したことによる直接的な被害といえます。
訴訟手続における副作用記録の意義
給付金の金額そのものは、病態(慢性肝炎など)によって法定されていますが、過去にインターフェロン治療を受け、その副作用に苦しんだという事実は、感染による実害をより明確に示すものです。また、精神科や心療内科を受診したカルテの中に「インターフェロン治療によるうつ状態」などの記載があれば、B型肝炎治療の継続証明としても機能します。
医療記録の収集・活用のポイント
消化器内科におけるインターフェロンの処方・注射記録はもちろんのこと、副作用に対して処方された抗うつ薬や甲状腺疾患の治療薬の処方歴、精神科・心療内科の受診カルテなどを収集します。当時のつらい状況をまとめた陳述書と併せて提出することで、被害の実態を明らかにします。
まとめ・弁護士への相談を
インターフェロン治療の厳しい副作用に耐えながら治療を続けてこられた苦労は、決して軽いものではありません。過去の治療歴を示すカルテの収集や、給付金請求の手続きについては、B型肝炎訴訟の経験が豊富な夕陽ヶ丘法律事務所(完全成功報酬制)にご相談ください。