この記事の要点まとめ
生前にカルテが廃棄されていても、遺品から発見されたHBs抗原陰性検査票の証拠採用。
諦めないで!古い資料が重要な証拠になる
B型肝炎給付金を請求するためには、母親からの母子感染ではないことを証明するため、原則として母親の血液検査データ(HBs抗原陰性など)が必要になります。しかし、「母親がすでに亡くなってから何年も経っている」「病院に確認したが、カルテの保存期間が過ぎて廃棄されていた」といった理由で、医療機関からデータを取り寄せられないケースは少なくありません。 このような場合でも、ご自宅での遺品整理や大掃除の際に見つかった古い検査結果や健康診断の用紙が、給付金請求のための決定的な証拠として認められる可能性があります。
証拠として認められやすい資料とは
医療機関にカルテが残っていなくても、手元に以下のような資料が残っていれば、裁判所で「母親はB型肝炎に感染していなかった」と証明できる場合があります。
- 人間ドックや会社の定期健康診断の「結果通知書」
- 過去に手術や入院をした際に受けた「血液検査の控え」
- 献血した際に送られてくる「献血の検査成績のお知らせ」
これらの資料に「HBs抗原:陰性(またはマイナス)」という記載があり、受診日やご本人の氏名などが明確に読み取れるものであれば、立派な証拠として採用されます。
資料が見つかったらすべきこと
もしご自宅から古びた検査票や健康診断書が見つかった場合は、絶対に捨てず、また書き込みなどをせずにそのまま大切に保管してください。書類の一部が破れていたり、シミがついていたりしても、専門家が見れば必要な情報が記載されていることを確認できる場合があります。
資料の評価は弁護士にご相談ください
見つかった資料が裁判所で証拠として認められるかどうかは、専門的な判断が必要となります。「こんな古い紙切れでは役に立たないだろう」とご自身で判断して諦めてしまう前に、まずは法律の専門家にご確認いただくことをおすすめします。 夕陽ヶ丘法律事務所では、B型肝炎訴訟に関する無料相談を受け付けています。着手金0円の完全成功報酬制ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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