納骨堂の経営者が、光明殿から梅旧院になりました。
2023/01/15
納骨堂の経営者が梅旧院に戻りました
(1)梅旧院の関係者によれば、「令和4年12月に、納骨堂の経営権が光明殿から梅旧院に戻された。」とのことでした。
(2)もともと、納骨堂の経営は宗教法人もしくは地方公共団体にしか許されません。株式会社である光明殿が納骨堂を実質的に経営する名義貸し状態になっていました。
(3)これが、光明殿と梅旧院の話し合いで、経営権が宗教法人の梅旧院に戻されたようです。
令和5年1月の(梅旧院の)納骨堂の様子
写真1
写真1は、令和5年1月の梅旧院の写真です。
写真2
(1)写真2は、写真1を拡大したものです。
(2)写真2の①②③の部分に、同じ内容張り紙(写真③の張り紙)がされています。
(3)写真2の①は掲示板です。
写真3
(1)写真3は、写真2の①の掲示板に貼ってあった張り紙です。
(2)梅旧院の関係者によれば、写真③の張り紙は、光明殿の関係者が貼っていたものとのことです。
(3)写真2の①②③の部分に、同じ内容張り紙(写真③の張り紙)がされています。
梅旧院の名義貸し問題は解決したのか。
(1)納骨堂の経営権が宗教法人の梅旧院に戻ってきたようです。
(2)しかし、ビル型納骨堂はマンションと同じく修繕費や立替の問題があり、これらの資金を積み立てしなければこれを維持できません。
(3)財産開示手続により、梅旧院及び光明殿には財産が存在しないことは明らかになっています。
(4)したがって、梅旧院の納骨堂に遺骨を預けた場合、ビルが封鎖される等の事情で遺骨を返してもらえなくなる等の事情が発生するリスクがあることに変わりはありません。
« 前の記事
判例(納骨堂の使用契約の途中解除)