テクノロジー委員会
2025/01/01 更新
テクノロジー委員会
(1)科学技術の進化が激しく、経営にこれらの知見を取り込む必要があります。
(2)新しい科学技術を活用することはリスクをとることです。しかし、取締役会は科学的な素養がなくどこまでリスクをとってよいのか分からず、守りの姿勢になりがちです。
(3)そこで、テクノロジー委員会を作ることが考えられます。
テクノロジー委員会
(1)テクノロジー委員会は、テクノロジーについて取締役会にアドバイスをする役割を持ちます。
(2)取締役会から課題を与えられて、これを調査し報告する義務を負います。
(3)テクノロジー委員会は、取締役と技術の専門家がメンバーとなります。
テクノロジー委員会の議題・役割
(1)テクノロジー委員会にどんや役割をあたえるか、どんな課題をあたえるかは、会社ごとに異なります。
(2)例えば、事業と関連性の高い技術に優先順位をつけて、どの分野に投資すべきかを議論してもよいでしょう。
他社がどんな技術に力を入れてるかを調査してもよいでしょう。
(3)新しい科学技術を活用することはリスクをとることです。どの程度リスクをとるのか、どのような事業をするの指針の作成を依頼してもよいでしょう。
(4)人事や予算の権限を持たせて、現場と直接コンタクトをとって、プロジェクトチーム(人やお金)を出す権限を与えてもよいでしょう。
参考
ハーバードビジネスレビュー2025年1月40頁