Q 取締役会は、変革をリードする尖ったCEOをどうやって選定すべきですか。
2026/03/10 更新
CEOに求める役割を明確にする
(1)取締役会は、CEOに求める役割を明確にすべきです。
(2)取締役会は、新しいCEOに求める役割を明確にすべきです。
(3)①事業を変える(変革)と、②事業を発展させる能力では別々の能力が必要です。両方を兼ねるCEOが理想的であれば、両方の兼ね備えた人物を望んだ結果、どちらも中途半端なCEOを選んでしまうことになりかねません。
(3)変革を求める時期であれば、①事業を変える(変革)タイプのCEOを、安定的な成長を期待できる時期であれば、②事業を発展させる能力を持つCEOを選出すべきです。
尖った人材を候補者から排除しない
(1)特に、①事業を変える(変革)タイプのCEOを選出する可能性があるのであれば、CEOとして必要な能力について合格点を見たいしていなくても、魅力的な能力を持つ人材(とがった人材)を排除してはいけません。
(2)CEOの採用基準を、全ての項目で合格点を突破した人物だけとするのか、それとも、魅力的な能力を持つ人物も排除しないのかは、事前にすり合わせておくべきです。
候補者に対し小さな組織でのリーダー体験を積ませる
(1)候補者に対し小さな組織でのリーダー体験を積ませるべきです。
(2)次世代のリーダーとなるような人物については、小さな組織でのリーダー体験を積ませて、失敗をフォローし育成をして、その適性を判断すべきです。
(3)外部の人材であっても、特定のプロジェクトのリーダーを依頼することは可能です。
CEOの採用基準を再検討する
(1)候補者のリーダー体験、その成果を踏まえて、CEOの採用基準を再検討すべきです。
(2)複数の候補者を育成する過程で、自社の将来に見合ったCEO像が明確になってくるはずです。
(3)企業の未来と、そのために必要なCEOの素養と、候補者の能力を考慮したうえで、CEOを選任すべきです。
参考
ハーバードビジネスレビュー2026年4月号96頁






