不正の類型と防止策
2025/03/08 更新
不正の類型
(1)企業で起きる不正や犯罪行為の多くは、①社内ルール違反、②私生活上の非行、犯罪、③横領、④架空請求、バックリベート、⑤商品等持ち帰り、⑥機密情報の漏洩があります。
(2)企業としては、自社や同業他社での情報を収集して、対策をとる必要があります。
参考
ビジネスガイド2024年10月号54頁以下
①社内ルール違反
(1)社内ルール違反については、社内ルールが現実的ではない等の問題があるかもしれません。
日々、業務の仕方について改善をする取り組みが必要です。
(2)もっとも、軽微な違反をする者は、その人の「法令遵守のマインド」が低いことを示しています。
要注意人物として、管理する必要があるかもしれません。
②私生活上の非行、犯罪
(1)例えば、SNSの不適切な活用や、性犯罪については、厳しく処罰する姿勢を示すべく、社内処分を公開してもよいかもれいません。
(2)SNSの活用ルールについては、社内で決めて社員に周知しましょう。
個人を特定しない範囲で仕事のぐちをいうのはありかなしか、など、しっかりとしたルール設定が必要です。
(3)交通違反等でもあっても度重なるのであれば、その人の「法令遵守のマインド」が低いことを示しています。
要注意人物として、管理する必要があるかもしれません。
③横領、④架空請求、バックリベート
(1)お金を管理する部署については定期的に異動を実施し、別の人が管理することで不正の発覚をすることが考えられます。
(2)定期的に、不正の調査をすることで、抑止力をしてもよいかもしれません。
(3)自動レジを導入して、現金等の抜き取りができない仕組みにすることも考えましょう。
⑤商品等持ち帰り
(1)在庫管理等が有効です。
⑥機密情報の漏洩
(1)省略します。