Q 生産性の高いチームのリーダーが実践する7つの習慣を教えて下さい。
2026/07/18 更新
米プロバスケットボール(NBA)のトップチームからの学び
(1)オクラホマシティ・サンダーの功績から、生産性の高いチームの特徴が分析されています。
(2)そのリーダーシップから学べることは何でしょう。
①挑戦する。失敗していないことを問題とする。
(1)スーパーチームでは、順風満帆な時期であっても、新たなアプローチを試すことで進化します。
過去に成功した方法に力を入れがちですが、新しいアプローチを試すことが大切です。
(2)リーダーが例えば、従来の方法では達成できない目標を課すというのが一つの方法です。
(3)リーダーが、失敗していないことについて注目することも一つのアプローチです。失敗していないことは、挑戦していないことを意味するからです。15%は失敗してよい、等の具体的な目標を定めてもよいでしょう。
②リーダーが、助けを求める姿勢を見せる。
(1)リーダーが、自分自身で全て解決できないことを見せる。他人に知恵を借りる姿勢を見せることが大切です。
(2)リーダーが、「分からない。助けてほしい。」という手本を見せることで、他の者が助けてほしい、と質問する文化を作ることができます。
③リーダーが、問題ないか、と聞く。
(1)問題があることを認めることは、調和を欠くと見たられることがあります。
(2)リーダーが「昨日、何をしたのか。」「明日、何をするのか。」「何か、問題はないのか。」と聞くことが大切です。
(3)「問題がないか。」と、問題があることを前提に聞くことは、相手が問題を指摘することを心理的に容易にします。
(4)学びには失敗がつきものです。失敗を認める文化を作る必要があります。
④リーダーが現場仕事を一つ引き受ける。
(1)リーダーが全てに関与せずに、タスクを部下に任せていくべき、というのも正しいアプローチです。
(2)しかし、全てを任せてしまうと、現場の心が離れてしまう。部下が苦手とする部分については、一部だけ引き取る、もしくは、一つだけ引き受けて手本を見せることが有益です。
(3)一般的なリーダーが管理監督だけに専念しがちであるのに、スーパーチームのリーダーは、仕事の適性を見極めて、部下に任せるよりも自分がやるのが適任なタスク(ボトムネックとなっている仕事)を引き受けて、チームの生産性を向上させます。
一部の仕事は管理者として、仕事をするが、一部の仕事については、部下と並んで仕事をするイメージです。
(4)マイクロマネージメントになってはいけないので、部下が監視されたり、仕事を否定されたり感じないような配慮も必要となってきます。
⑤フィードバックを支援として行う。
(1)ある人に欠点を指摘するのであれば、まずは、強みについて感謝を述べて、具体的な行動をこうした方がよい、と説明することが大切です。
(2)多くのフィードバックは、実際にはパフォーマンスを向上させることには結びついていません。
(3)組織や個人の課題を明確にして、かつ、改善に向かわせるようなフィードバックであることが大切です。
(4)欠点を全て羅列するのではなく、まずは、何に気を付けるのか三つの約束等で伝えるのが有益です。
⑤チームリーダーのスタイルを理解し、役割を補完する。
(1)コーチが非常に厳しく、淡々とした指導をするタイプであれば、トムは、他の選手に対し個人的に気にかけていることを伝えて、コーチのリーダースタイルを保管しようとしました。
(2)チームリーダーのリーダーシップはそれぞれ異なるが、それに合わせてチームリーダーを補助すること、そのような人材を探すことは大切です。
⑥個人の成長を目標の一つとする。
(1)チームの成長を目標とするのも一つであるが、同じだけ、個人の成長にも目を向けるべきです。
(2)例えば、個人が成長できるのであれば副業を奨励してもよいでしょう。副業を奨励する必要がないが、本業への影響がなければ、それを守ってあげるべきです。
(3)部下が転職を希望するのであれば、転職し易いように支援してもよいでしょう。チームのためだけでなはく、個人の成長も目標にすべきです。
⑦プロジェクトの意義を説明する。
(1)仕事について、そのプロジェクトの社会的意義を説明することは大切です。
(2)プロジェクトは利益だけでなく、社会的意義を持つものとすべきです。
(3)そして、そのプロジェクトの社会的意義を問うことも必要です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2026年8月号18頁以下






