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刑事弁護の流れ

手続8 判決謄本の交付

2024/01/05 更新

判決謄本の交付

(1)刑事事件では、申請しないと判決は交付されない。

(2)控訴審では、第一審の判断に不服があって控訴しています。したがって、控訴審の判断も不服に思われる可能性が高く、判決謄本の交付手続の準備をするのが無難です。

(3)なお、同時に、上告のアドバイスも検討する必要があります。

提出時期

(1)判決謄本交付申請書に判決日を記載する必要があります。

(2)判決日が決まった段階で、判決謄本交付申請書を裁判所に提出します。

(3)実務的には、判決謄本交付申請書を用意しておき、判決日の法廷で書記官に手渡すことが多いです。

 なお、判決日に、書記官に「判決の交付申請をするので、判決の枚数と、必要な収入印紙の金額を教えてほしい。」とお願いして、後日、収入印紙と一緒に郵送する方法もあります。

提出先

(1)判決謄本交付申請書の提出先は、事件が係属部する刑事部です。
(2)例えば、地裁の第1刑事部の事件であれば、地裁の第1刑事部に提出します。

必要書類

(1)判決謄本交付申請書1通が必要です。

 判決を郵送で受け取る場合には、判決謄本交付申請書の受け取り部分にも印鑑が必要です。

(2)判決謄本交付申請書に収入印紙を張り付ける必要があります。

 判決1枚を60円として、判決文の枚数を計算して、必要な収入印紙が計算されます。

 通常は、判決日の法廷で書記官に判決謄本交付申請書を提出した場合には、後日、書記官より収入印紙の金額を聞いて、収入印紙を郵送します。

 なお、判決日に、書記官に「判決の交付申請をするので、判決の枚数と、必要な収入印紙の金額を教えてほしい。」とお願いした場合には、判決謄本交付申請書と一緒に収入印紙を郵送します。

(3)切手付きの返信用封筒を入れておけば、裁判所はこれを使って判決を郵送してくれます。」

 この場合には、 判決を郵送で受け取る場合には、判決謄本交付申請書の受け取り部分にも印鑑が必要です。

法テラス

(1)国選事件では、判決謄本の取得費用を請求できます。

(2)専用の書類に必要事項を記載して報告する必要があります。

(3)法テラスの費用請求のときには、判決の1枚目と最終頁を添付する必要があります(収入印紙代の確認のため)。

 https://www.houterasu.or.jp/housenmonka/kokusen/index.files/17.soshojunbihiyou.pdf

 https://www.houterasu.or.jp/housenmonka/kokusen/index.html

書式

判決謄本交付申請書の書式

 https://yuhigaoka-law.com/wp-content/uploads/2023/09/0438bb7718bba45787ef4f6af628f3d2.docx

判決謄本交付申請書の送付状の書式

 https://yuhigaoka-law.com/wp-content/uploads/2023/09/e0e211f208174960f8cf483343327b80.docx

 ※ 本送付状は、判決日の法廷で書記官に判決謄本交付申請書を提出したことを前提に、後日、収入印紙と返信用封筒だけを郵送することを前提とした送付状です。

 

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