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刑事弁護の流れ

Q 尋問の手控えはどうやって作ればよいですか。

2026/06/06 更新

「重要な争点」の確認

(1)尋問の手控えを作るためには、事実上の争点の確認が必要です。

 (例えば、犯人が被告人以外の者である可能性があるかは、裁判所が評価することです。しかし、逮捕時に被告人が、盗品を持っていたのかは、事実上の争です。)

(2)まずは、前提として、争点を確認します。

「重要な証拠」の確認

(1)尋問の手控えを作るためには、重要な証拠の確認が必要です

(2)特に、重要な証拠はピックアップしましょう。

陳述書の作成

(1)私見ではありますが、刑事事件でも、証人が体験した一連の事実について陳述書を作ることをお勧めします。

 時系列で、私(証人)が体験した内容を記載していく内容です。

(2)陳述書で、重要な争点や、重要な証拠についても、事実どうだったのかを記載しておきましょう。

(3)そうやっておけば、陳述書に基づいて質問文を作れば、主尋問用の質問例をそのまま作れます。

手控えの例

陳述書 
1 初めに 
(1)〇年〇月〇日、 私、 山田太郎 (以下、「私」という。)は、関西国際空港で私のカバンから覚醒剤が出てきて、逮捕されました。
(2)私は、自分のカバンに覚醒剤が入っているなど知りませんでした。
(3)覚醒剤は、私のカバンに入っていた〇〇からでてきました。これは、〇国に行ったときに友人から渡されたプレゼントの一つです。

2 海外旅行
(1)令和3年9月3日から、私は〇国に行きました。これは、私は海外旅行が趣味であり、毎年夏と冬に一人で海外旅行に行っています。
(2)令和3年ころ、〇〇がブームだったこともあって、私は〇国に興味を持ちました。

(省略)

3 吉田との再会
(1)私は、〇国の〇〇で、友人の吉田に会いました。
(2)10年ぶりに会った吉田氏とはもりあがりました。
4 バー
(3)同日、午前3時ころ、私は吉田氏は、吉田氏がよく行く〇〇というバーに移動して飲んでいました。

尋問メモ

第1 導入

1 陳述書
(1)弁護士の井上より質問します。
 (省略)

2 海外旅行
(1)証人は、令和3年9月3日に日本を出国し〇国に行き、令和3年9月10日に日本に帰国して、関空警察で逮捕されました。
 以下、〇国への海外旅行と呼びます。
(2)〇国への海外旅行は、一人旅でしたか。
(3)海外旅行は、証人の趣味ですか。
(4)証人は、年に何回ぐらい、海外に行くのですか。
(5)令和2年はいつごろ、どこに行ったのですか。
(6)令和1年はいつごろ、どこに行ったのですか。
(7)海外旅行の魅力は何ですか。


(省略)

3 吉田との再会
(1)令和3年9月3日午後5時ごろ、証人は、〇国の〇〇で、友人の吉田に会いましたよね。
(2)吉田氏との再会は何年ぶりでしたか。
(3)吉田氏とおっと同じ場所で、吉田氏とお酒を飲んでいたのですか。
(2)移動したのは、何時ごろですか。
(4)お店はどうやって見つけのですか。
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