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刑事弁護の流れ

Q 弁護人の冒頭陳述では、何を記載すべきか。

2026/06/20 更新

弁護人の冒頭陳述

1 冒頭陳述の内容

(1)弁護人の冒頭陳述は、被告人の主張を端的に示すものです。

(2)無罪を主張するのであれば、証拠と矛盾しない(少なくとも、その証拠があることを説明する)被告の主張を端的に示す必要があります。

2 証拠調べ手続との区別

(1)弁護人の仕事は、尋問等の証拠調べ手続きで、その主張を裏付ける事実を引き出していくことになります。

(2)したがって、冒頭陳述では、被告人の主張をストーリーとして語ることになります。

3 証拠の引用の禁止

(1)冒頭陳述で、証拠の引用をすることは許されません。

(2)証拠その他の写真や、地図を乗せることも禁止されています。

4 時系列

(1)証拠は、点でしかない。例えば、防犯カメラの映像は客観的ではあるが、その一部しか移さない。

(2)証拠は、ある時点でのある限られた範囲のことをしか教えてくれない。

(3)したがって、時系列で物事が起きた事柄を整理して示すことが大切です。

参考

 久保有希子「刑事弁護の実践」 188頁以下

 

 

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