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刑事弁護の流れ

Q 弁護人の立場で、今後の流れ(刑事手続の流れ)についてどのように説明すれば分かりやすいですか。

2025/12/29 更新

かみ砕いた説明をする

(1)被疑者は逮捕されて動揺しています。

(2)複雑な説明をすることは適切だとは思えません。シンプルにポイントを何度も説明することを心がけます。

(3)専門用語を使わない説明力が必要です。 いて、以下をアドバイスしましょう。

今後の流れ(刑事手続の流れ)の説明

(1)今後の流れ(刑事手続の流れ)を説明する前に、「刑事事件の見込みを正確に予想することはできません。したがって、今後の見込みは最悪を想定して伝える。」ということを説明しましょう。

(2)身柄拘束期間は長めに説明し、短くなったらラッキーという程度に説明しましょう。

(3)説明例は以下のとおりです。

保釈をする予定の事案

弁護士A

 「今後の見込みについて説明します。」

 「刑事事件の見込みを正確に予想することはできません。したがって、今後の見込みは最悪を想定して伝えます。」

 「勾留が延長されて20日になると想定します。」

 「その後に保釈手続をします。保釈手続にも1週間程度時間がかかることがあります。」

 「保釈となれば、外にでられます。」

 「本件で保釈が認められる見込みは、〇〇です。」

執行猶予の見込みである事案

弁護士A

 「今後の見込みについて説明します。」

 「刑事事件の見込みを正確に予想することはできません。したがって、今後の見込みは最悪を想定して伝えます。」

 「勾留が延長されて20日になると想定します。」

 「裁判が1か月後に開かれて、その一週間後に判決となります。」

 「そこで、執行猶予となります。」

 「つまり、裁判が終わるまでの2か月間は、警察の施設で拘束されて外にでられない、というのが見込みになります。」

実刑判決の見込みの事案

弁護士A

 「今後の見込みについて説明します。」

 「刑事事件の見込みを正確に予想することはできません。したがって、今後の見込みは最悪を想定して伝えます。」

 「勾留が延長されて20日になると想定します。」

 「裁判が1か月後に開かれて、その一週間後に判決となります。」

 「そこで、実刑判決となります。」

 「つまり、裁判が終わるまでの2か月間は、警察の施設で拘束されて外にでられません。」

 「実刑判決がであれば、判決後に、刑務所に行くことになります。」


弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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