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弁護士業務の流れ

Q 「証人は、そのように証言しておりません。誤導です。」と異議を出されたら、どのように対応すべきか。

2026/06/05 更新

曖昧な回答と、誤導

(1)例えば、「証人がAさんがBさんに悪口を言っている、とBさんに告げたかもしれない。」と証言したとします。

(2)弁護士人が、証人に対し、「なぜ、証人がAさんがBさんに悪口を言っている、とBさんに告げたのでしょうか。」という質問をすれば、ニュアンスが違います。

(3)この場合には、「証人は、そのように証言しておりません。誤導です。」と異議を出されます。

 どのように対応すべきでしょうか。

聞き返す方法1

 誤導質問にならないように、以下のように質問を工夫する必要があります。

弁護士A

 「なぜ、証人がAさんがBさんに悪口を言っている、とBさんに告げたのでしょうか。」

弁護士B

 「異議があります。証人は、そのように証言しておりません。誤導です。」

弁護士A

 「失礼しました。聞き直します。」

 「証人は、AさんがBさんに悪口を言っている、とBさんに告げたかもしれない、と証言されてしたよね。」

証人

 「そんなことは言ってません。」

ポイント

 この方法で上手くいく方法もあるが、先ほどの証言さえ否認されてしまってしまう可能性もある。

戦略的撤回2

弁護士A

 「なぜ、証人がAさんがBさんに悪口を言っている、とBさんに告げたのでしょうか。」

弁護士B

 「異議があります。証人は、そのように証言しておりません。誤導です。」

弁護士A

 「失礼しました。撤回します。」

ポイント

 承認の発言があいまいであるがゆえに起こる誤導です。

 あいまいな証言を引き出しただけでも勝利であり、これ以上は撤回しましょう。

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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