お電話での無料相談 (平日10時~18時) 06-6773-9114
🔍 検索 無料相談を予約する

相続税の「税務調査(実地調査)」当日のタイムスケジュールと質問内容

【この記事の監修者】

井上 正人 弁護士(大阪弁護士会所属 / 弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表)

相続税の申告を終えた後、税務署から「税務調査(実地調査)」の連絡が入ると、多くの方が不安で夜も眠れなくなることでしょう。税務調査は、申告された財産に漏れや誤りがないかを国家が確認する重要な手続きです。しかし、どのような流れで調査が進み、何を質問されるのかをあらかじめ把握しておけば、過度に恐れる必要はありません。

本記事では、税務調査当日のタイムスケジュールから、午前中の世間話の本当の目的、そして午後の実物確認に至るまで、具体的な流れと対策をわかりやすく解説します。

Q 相続税の税務調査当日の大まかな流れと、午前中の質問の目的は何ですか?
A 午前中は主に雑談を交えながら被相続人の生前の趣味や職歴、ライフスタイルについてヒアリングが行われます。これは、隠されたタンス預金や名義預金の存在をあぶり出すための重要な情報収集の時間です。午後は通帳や金庫などの実物確認が行われます。

税務調査当日のタイムスケジュールと基本的な流れ

相続税の実地調査は、通常、午前10時頃から午後4時頃までの1日がかりで行われます。調査官は通常2名体制で訪れ、厳格でありながらも冷静な態度で調査を進めます。

一般的な当日のタイムスケジュールは以下の通りです。

  • 10:00 〜 10:30:調査官の到着、挨拶、調査の目的・趣旨の説明
  • 10:30 〜 12:00:午前中のヒアリング(被相続人の生涯、職歴、趣味、生前の生活状況など)
  • 12:00 〜 13:00:昼食休憩(調査官は一旦外へ出るか、別室で休憩します)
  • 13:00 〜 15:30:実物確認(通帳、実印、金庫、パソコン、家屋内の確認など)
  • 15:30 〜 16:00:最後の質疑応答、今後の流れについての説明、終了

調査官は何を見ているのか

税務調査の最大の目的は、「申告漏れ財産(特にタンス預金や名義預金)」を見つけ出すことです。税務署はすでに、被相続人や相続人の過去の所得、不動産購入履歴、金融機関の入出金データを「KSK(国税総合管理システム)」で把握しています。そのため、調査官は「資料の裏付け」を確認するためにやって来ます。

午前中の世間話(趣味・職歴)から探るタンス預金

午前10時半頃から始まるヒアリングは、リビングやダイニングテーブルで行われます。この時間帯、調査官は世間話のような穏やかな口調でさまざまな質問をしてきます。

主な質問内容と本当の狙い

午前中によく聞かれる質問には、以下のようなものがあります。

  • 生前の趣味は何でしたか?
  • お仕事はどのような内容で、収入の管理はどなたがしていましたか?
  • 生前、旅行やゴルフなどの高額な趣味にはどのくらいお金を使っていましたか?
  • 親族間でお金の貸し借りや援助はありましたか?

一見すると、故人を偲ぶための雑談のように感じられますが、これらはすべて財産状況を推測するための巧妙な質問です。例えば、「若い頃から商売をしていて現金商売だった」「自宅に大きな金庫があった」「生前は投資に関心があった」といった情報を引き出すことで、「自宅にタンス預金があるのではないか」「子どもや孫の名義で隠し口座(名義預金)があるのではないか」という仮説を立てているのです。

したがって、午前中の質問であっても、事実を正確に、かつ余計な推測を交えずに答えることが極めて重要です。

午後の通帳・金庫チェックと実物確認

昼食休憩を挟んだ午後は、いよいよ具体的な資料や現物の確認作業に移ります。

通帳や金融機関関係の確認

午前中に聞き取った内容をもとに、実物の確認が行われます。

  • すべての銀行口座の通帳(過去10年分程度)
  • 証券会社の取引報告書
  • クレジットカードの明細
  • 保険証券や契約書類

特に、通帳の「見慣れない引き出し・預け入れ」や、子や孫の名前で作られたいわゆる「名義預金」がないかが徹底的にチェックされます。使っていないと思われた古い通帳や、故人の印鑑が押された印鑑ケースなども確認の対象となります。

金庫や自宅内のチェック

金庫がある場合は、その場で開封を求められ、中に入っている現金や貴金属、権利書などが確認されます。また、場合によっては、「家の中を見せてください」と頼まれることもあります。これは仏壇の引き出しや机の書斎など、思わぬ場所に現金やメモ書き(遺産分割に関する覚書など)が隠されていないかを確認するためです。

ただし、事前の同意なくプライベートな空間を勝手に漁ることはできないため、不当な要求には冷静に対応する必要があります。

税務調査をスムーズに進めるための心構え

税務調査を不安なく乗り切るためには、事前の準備と専門家への依頼が不可欠です。

  • 税理士に当日も必ず立ち会ってもらう(専門家が同席することで、不当な誘導尋問を防げます)
  • 質問には正直に答えるが、その場で確証のない記憶違いの回答は避ける
  • 不明な点はその場で即答せず、「確認して後日回答します」と伝える

税務調査は、相続人だけで対応すると調査官のペースに飲まれてしまいがちです。あらかじめタイムスケジュールや質問の意図を理解し、冷静に対応することで、無用な修正申告や追徴課税のリスクを最小限に抑えることができます。

📜 相続トラブル・遺産分割のお悩みは夕陽ヶ丘法律事務所へ

戸籍一括収集から不動産名義変更(登記)・遺産分割協議までワンストップ対応。
親族間の対立や複雑な手続きでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

【夕陽ヶ丘法律事務所の安心対応】
  • 初回相談料: 0円(30分無料)
  • 明確な料金体系: 事前に見積提示・着手金分割相談OK
  • 名義変更・不動産登記: 担当弁護士が直接対応・税理士とも連携
弁護士 井上正人

この記事の監修

弁護士 井上 正人 (いのうえ まさと)

大阪弁護士会所属(登録番号:43449)
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

この記事に関するご相談はこちら

専門の弁護士があなたのお悩みを解決へ導きます。
まずはお気軽にお問い合わせください。

【日本全国対応・ご来所不要】LINE・お電話で手続完結
初回相談30分無料(※事案により異なる場合があります)
ご相談だけで終了しても費用は一切かかりません

LINEで今すぐ無料相談・24時間WEB予約

お電話での無料相談予約

📞 06-6773-9114 ✉️ メールで無料相談する
電話で詳しく聞く 📞 フォームから予約 📧
TOP
LINE相談
無料相談